変化させられるメディア
> こうしてみると変化させられるメディアってそうそうないんだな。ツイッターだって自分が書き込んだらそのままだしブログも書きっぱなしが多い。動画も取って流すだけ。更新していったりすることはあんまりない。Scrapboxは常に編集状態なのが良いのだなあ
ブログやTwitterやIssueは、一度投稿したら、更新することは(ほぼ)ない。
楽しくTwitterを使っているからそれはそれでいいのだけど、
すると知識が更新されないので、最初に投稿したとても幼稚な内容がそのままになる
結局、更新できない会話型のツールでは、それを受け取る人が、相手の前の発言を覚えているから、徐々に高度な深い話題を展開できるのであって、そうでない状況の場合は、いつも最初から説明しなおしになる
新しいメンバーが参加した場合、その人は話題についていけなくなる可能性が高い
多くの会議では、これが起こってる
文脈を共有できる小さな範囲でしか、深い議論はできなくなる
これを打破するには、文脈を
形式知に落として、グループで共有する作業が必要になる。
まさにそれがWikiPediaなんだけど、それと同じことを組織内でできるのがScrapbox
以下のように、誰かが作った絵に他のいろんなユーザーが改変し投稿できる
この最初の絵は
これであった。
また
がなんども改良を繰り返すことでこうなった
つまり改変できるメディアは、一回しか投稿できないメディアに比べて、深く、広く掘っていくのに欠かせない
組織で、豊富な文脈を共有した知的資産を貯めて底上げしたい場合は、教育的なツールがいる。