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別名登録記法V2のメカニズム

V2で更新された別名記事の書き方の特徴3つ(タイトルが空行別名のあとに正式名称別名マーカーを記載)と、それぞれの利点を解説します
タイトルが空行
利点
別名の確認が楽になる
元の記事の関連リンク一覧に表示されるから
元の記事の名称を更新した場合に、先頭行が同時に更新される
先頭行に何かしらの編集を加える必要はあります
行末でenterすればよい
手で記事名を更新するよりは楽
仕組み
タイトル行を空行にすると、記事の先頭行がタイトルとしてみなされます
直接編集時に限った挙動です
リンク更新などで先頭行が自動更新された場合でも、先頭行に手動の更新が入るまでタイトルは更新されないままです
タイトル行ではリンク記法が使えませんが、先頭行ではリンク記法が使えます
すると元の記事の関連リンク一覧に表示される
別名のあとに正式名称
利点
サジェストの上位にくる
仕組み
リンクサジェストは先頭一致のものが優先されます
検索クエリとなる別名のほうを先頭にして、サジェストの上位に来ることを期待します
別名の末尾にバッククオートを一つだけ追加したハッシュタグ(別名マーカー)を記載
利点
サジェストの上位にくるようになる
入力中に別名に気づける
仕組み
リンクサジェストは先頭一致のものが優先されます
別名登録記法は、その仕組み上、どうしても記事名の先頭に何かしらの記号( \ , [`など)を入れなければ成立しません
「その概念の俗称」から始まる記事が5件以上あるとして、正式名称に気づかず「その概念の俗称」でリンクを書き始めてしまうと、せっかく登録した正式名称もサジェストから漏れてしまいます
サジェストは先頭一致優先なのです
そこで、別名に先頭一致しつつ、正式名称が登録されているぞと予告してくれる別名マーカーが必要になります
別名マーカーがサジェストされたとき、追加で \ `を入力すれば、目的の記事がサジェストされます
\ `は本来、記事には使うべき文字ではありません
それを逆手に取り、 \ `を別名マーカーに利用しています.
\ `を記事名に持つ記事はすべて別名登録記法、という仮定をおいて問題ありません
この別名マーカーはメンバーに理解してもらう必要があります
❌なども視認性・解釈性が高くてよいのですが、入力の手間とサジェストの合理性を考慮し、 \ `を採用しています