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『難しい本を読むためには (ちくまプリマー新書 408)』
(著) 山口尚
ISBN:4480684336
>難しさは人それぞれだけど、
>いろんな本が読めようになると、
>あなたの世界はひろがります!
>
>闇雲のページをめくっても、理解は深まらないから、
>まずは正攻法の読み方を身につけよう!
>キーセンテンスの見つけ方から実践的な読書会まで、
>これまでとは違った読書の仕方を教えます。
>
>【目次】
>第一章 キーセンテンスを見つける
>第二章 文章全体の主張を捉える
>第三章 グルグル回りで読み解く
>第四章 前提と結論に腑分けする
>第五章 話の流れを押さえる
>第六章 その文章のどこが重要なのか?
>第七章 具体性を挙げ、深く理解する
>第八章 ほかの人の「読み」を聞く
>第九章 読書会をやってみよう
>

どんな本か?
哲学者の山口尚さんが書いている本
難しい本を読むための正攻法を提示している
テクニックといった小手先ではない
tks「どんな文章でも確実に読める方法がある」といった主張をしていないのがフェア
哲学者の文章を引用しながら解説している


読解の正攻法
=文章読解の根本原理


第1章 キーセンテンスを見つける

文章全体の主張を表現する文であるキーセンテンスを見つける
キーセンテンス(key sentence)
key(鍵)となる文(sentence)
キーセンテンスは複数の文の連なりも指せる
tks1つの文だけだという思い込みがあったのでこれはいい発見だった



第三章 グルグル回りで読み解く

全体を理解するには部分を1つずつ見ていくしかない
=解釈学的循環
解釈学
>解釈学とは全体と部分の間の循環構造に着目しながらどのような仕方で文献や人間や歴史や社会は理解されるべきかを考察する学問
tks全体と部分が循環することに注目している考え方