NIP-31
> Dealing with unknown event kinds
alt
タグを使って、イベントに関する人間向けの説明をつけられるようにする。
テキスト投稿を中心に扱うクライアントが関知しないkindのイベントを受信した際に alt
タグの内容を表示する、といった使い方が想定されている。
以下、日本語訳
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独自プロトコルの一部であって、( kind: 1
のように)テキストとして読まれることを意図していない、新しい種類のイベントを作成するにあたって、クライアントは、そのイベントが何に関するものなのかを要約した短い人間向けのテキストを書き入れるために alt
タグを利用すべきである。
(このNIPの)意図は、 kind: 1
の投稿のみを表示するソーシャルクライアントが、タイムラインに(独自プロトコル用の)独自イベントが現れた際に何かを表示できるようにすること。 alt
タグの値は、ある種類のイベントについて知らないユーザのために、そのイベントが何なのかを理解するのに十分な情報を提供すべきである。
kind: 1
のみを関知するクライアントは別のkindのイベントをリレーから取得しないはずだが、ユーザがそのような変なイベント(独自プロトコル用のイベント)を自分の投稿から参照する可能性は残っており、それは適切な文脈がなければ意味をなさない投稿となる。フォールバックテキストがあれば、このような状況は改善される ― その独自イベントは別の場所で見るべきだと、ユーザに気づかせるだけのものであったとしても。
kind: 1
を中心に扱うクライアントは、
NIP-89 をサポートすることでそのようなイベントkindとのインタラクションをより機能的にすることができる。