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ECMAScript 言語仕様の歴史
ECMAScript の言語仕様の開発は 1996 年に開始、1997 年の ECMA 総会 (Ecma General Assembly) で採択
1998 年、国際標準 ISO/IEC 16262 として承認された
ECMA-262 2nd EditionISO/IEC 16262 と完全に一致 (1st Edition と 2nd Edition の違いは単に編集上の違いのみ)
ECMA-262 3rd Edition 1999 年に ECMA 総会で採択
2002 年には ISO/IEC 16262:2002 として発行
以下のものを導入
強力な正規表現
より良い文字列の扱い
新しい制御文
try/catch 例外処理
より厳密なエラーの定義
数値出力のためのフォーマット
将来の言語の成長を見越した変更
ECMA-262 4th Edition のための作業は行われていたが、4th Edition は発行されていない (一部機能は 6th Edition に取り込まれた)
ECMA-262 5th Edition : 2009 年に ECMA 総会で採択
ブラウザ実装間で共通になっていた言語仕様の解釈を体系化
3rd edition 発行後に発生した新機能の追加
例 : アクセサプロパティ、オブジェクトのリフレクティブな作成やインスペクション、プロパティ属性のプログラム制御、配列操作の関数、JSON オブジェクトのエンコーディング、strict モード
ISO/IEC 16262:2011 として発行されたものが ECMA-262 5.1th edition (2011 年の ECMA 総会で採択)
第 6 版
2015 年に ECMA 総会で採択
集中的な開発は 2009 年からだが、重要な実験や言語向上の設計の努力は第 3 版が発行された 1999 年から
この版の目標には、巨大なアプリケーション、ライブラリ作成、そして ECMAScript を他の言語のコンパイル対象にすることを、より良くサポートすることも含まれる
モジュール、クラス定義、レキシカルブロックスコープ、イテレータとジェネレータ、非同期プログラミングのための promise、デストラクチャパターン、proper tail call
組み込みの ECMAScript ライブラリの拡張
辞書 (map) や集合 (set)、バイナリ数値の配列といったデータ抽象のサポート
文字列や正規表現における Unicode 補完文字 (Unicode supplemental characters) のサポート
ECMAScript 2016 は、Ecma TC39 の年次リリースおよび開かれた開発プロセスの下での最初の ECMAScript のリリース