アジャイルの基本

人

人が代替可能なリソースではなく固有の個人であるとする

人々の最高の価値は、頭ではなく相互作用とコラボレーションにある

チームには、自己組織化することが求められる

機能

顧客と協働することで、必要な機能の見極めや、優先順位付けを行う

実装後に、機能の有用性をすぐに顧客に検証してもらう

製品の成功には品質が非常に重要 → 技術的卓越性はアジャイルの中核にある (ソフトウェア開発における技術的卓越性の重要性)

テスト駆動開発、コードレビュー、Definition-of-Dones (チェックリスト)、反復開発 (変更や新しい洞察によるコードの適応)、リファクタリング (機能が変更されていなくてもコードを改善する) によって達成

創発的な設計の必要性 : 最高のアーキテクチャは前もって定義されておらず、製品を開発している間にさらに創発されることが許されている

ツール

毎日の開発をよりよくするツールや、情報連携や協働を支援するようなツール

時間

納期と締め切りを予算と同じくらいにほぼ任意に選ぶことができる

ソフトウェアは短い時間枠で生産され、多くのインクリメンタルリリースで納品され、各リリースは出荷可能な製品になる可能性がある

→ これにより、ビジネスオーナーはタイミングをコントロールすることができ、どの機能をいつ利用可能にしたいかに応じてリリース日を前後に移動させることができる

価値

アジャイルマニフェストの目的の 1 つは変化に対応する必要性に対処すること

昨日価値があった機能が明日には役に立たなくなるかもしれない

短いフィードバックとデリバリーサイクルでこの課題に対処しようとする

頻繁に製品をリリースすることは、環境からのフィードバックを募り、その結果を開発プロセスにフィードバックするだけでなく、ニーズがあればすぐに新しい機能や更新された機能をユーザーに提供することで、ビジネス価値を最適化する

プロセス

アジャイルはプロセスより人を重視するが、プロセスも重要

定期的な内省やレトロスペクティブを通して、プロセス自体の評価と調整を繰り返し、継続的な改善を行う

衝突 (Conflict)

内部の対立は複雑なシステムの自然な側面であり、創造性と革新のための前提条件

互いに改善し合おうとすることほど楽しいことはない

参考文献