ADHD向けタスク管理システムの設計案
2024-08-30
どういう文脈で出てきたのか忘れた
これか: ADHDの人は先にToDoリストを作るな
この案がいいかどうかはさておき、メモしておく
主要機能
"やらないこと"リスト
ユーザーが現在のタスクに集中するために避けるべき活動をリストアップする機能
定期的なリマインダーで"やらないこと"を確認させる
シンプルな優先順位付け
複雑な優先順位システムではなく、"今すぐやる"、"後でやる"、"やらない"の3つの分類のみ
ドラッグ&ドロップで簡単に分類を変更できるUI
フォーカスモード
現在のタスクのみを表示し、他の全ての情報を隠す
タイマー機能付きで、定期的な休憩を促す
マイクロタスク分解
大きなタスクを小さな実行可能なステップに分解する補助機能
各ステップの完了時に視覚的な報酬を提供
柔軟なリマインダー
ユーザーが設定した間隔で"やらないこと"リストと重要タスクを確認させる
プッシュ通知ではなく、アプリ内でのみ表示してディストラクションを最小限に
進捗の可視化
完了したタスクの数やフォーカス時間などの進捗を視覚的に表示
長期的な傾向分析で改善を促す
音声入力
思いついたタスクをすぐに音声で入力できる機能
自動的に"後でやる"カテゴリーに分類
統合フィルター
電話、メール、SNSなどの通知をフィルタリングし、フォーカスモード中は重要なもののみを表示
デザイン原則
シンプルで直感的なUI
視覚的な刺激を最小限に抑える
ポジティブな強化と励ましのメッセージを取り入れる
ユーザーの個別ニーズに適応可能な柔軟性
この設計案は、ADHD傾向のあるユーザーが集中力を維持し、優先順位を明確にし、タスクを効果的に管理できるようサポートすることを目的としています。
2025-01-10
以下は、ADHD傾向のユーザー向けのタスク管理システム案に、自閉症児が混乱しにくくなるような配慮・療育テクニックを加味した改善アイデアです。
視覚的構造化を徹底する
タスクをカードやピクトグラム（絵カード）など、ビジュアルで分かりやすい形で表示。
画面レイアウトは極力一定にし、使用するアイコンや色づかいを統一して混乱を減らす。
マイクロタスク分解機能で出てくるステップを、フロー（流れ）で視覚化。完了したステップを色やチェックマークで示し、「次に何をするか」が一目でわかるようにする。
タスクの「順番」と「見通し」を示す
「今すぐやる」「後でやる」「やらない」のシンプル分類を維持しつつ、自閉症児向けには「タスクが何個あるのか」「どんな順番で進むのか」を明確に表示。
ひとつ終わるごとに、次の作業が何かを画面上に明示して、見通しのなさからくる不安を抑える。
ポジティブな強化とシンプルな報酬システム
進捗の可視化を「星マーク」や「シール」のような簡単で視覚的に達成感を得られるアイコンでフィードバック。
「がんばったね」「いいね！」といったポップアップのメッセージが出るタイミングも一貫性を保ち、過度なアニメーションは避けて落ち着いた形にする。
作業スペースの切り替えに「色」や「背景」を活用
フォーカスモード時には背景色を落ち着いた色（薄いグレーや薄いブルーなど）に切り替え、余計な情報を視覚的に消す。
休憩モード時は背景やアイコンの色を少しだけ変え、今が「休憩である」ことを理解しやすくする。
「やらないこと」リストの使い方の視覚化
自閉症児の場合、禁止事項を明確に示すことで混乱や不安が増す場合がある。そのため「やらないこと」を赤字で大きく強調しすぎない工夫が必要。
表示するときは小さなアイコンや控えめな色で「見えるけれど強く主張しすぎない」形にし、必要なときにだけ軽くリマインドする。
簡単なスモールステップ提示と視点の切り替え支援
マイクロタスク分解機能を活用し、タスクを自動的にさらに細分化するオプションを用意。
一度に提示するステップ数を2～3個までに制限するなど、視覚的・認知的負荷を減らす設定も可能にする。
音声入力時のフィードバックを視覚化
音声入力で追加したタスクがどこに入ったか（「後でやる」に入ったのか）が即座に分かるよう、画面にポップアップを表示するなどの視覚的なフィードバックを行う。
長文が苦手な子ども向けに、音声入力した内容が絵文字やアイコンで表現されるようにする機能も検討する。
柔軟な個別設定
自閉症児は感覚面や認知面の特性が多様なので、音や色、通知頻度などを細かく調整できるようにする。
個人の好みで、「フォントの大きさ・アイコンの種類・効果音の有無」を切り替えられると混乱やストレスを軽減できる。
親や支援者との連携機能
自閉症児が使う場合、保護者や支援者がタスクをあらかじめ設定・分解し、見守りや進捗を確認できるような「共有ビュー」を用意する。
管理者アカウントから子ども向けアカウントへタスクを割り当てたり、達成状況をモニターしたりできる仕組みがあると便利。