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2020未踏社団:プロジェクト発生成長のプロセス

ver.2
2023-03-07
2022年秋頃に更新したバージョン

ver.1
2021-03-10 / 2022-04-26
2020年秋頃に未踏社団のウェブサイトに掲載された図。
>一般社団法人未踏は、未踏クリエータをはじめとする「高度IT人材のプール」を構築し、社会課題を解決するためのプロジェクトを生み出す「イノベーション・プラットフォーム」です。 上記を実現するために、テクノロジーを核としたソリューションを生み出すための「高度IT人材プール」と、高度IT人材のソリューションが社会に実装されるための「コラボレーション・ハ ブ」を構築します。高度IT人材プールの中から、ある特定の社会課題を解決するための「強い情熱」と「適切なスキル」を持った人材が、その社会課題を解決するためのソリューション (MVP)を作り、実際に社会に実装されるプロダクト・サービスになるように支援します。

デザイナさんが清書する前の僕の下書き
比べてみて伝わってないなと思ったところを言語化してみる
繰り返し会う」は単独でサイクル
「繰り返し会う」が芽生えを生み出す
芽生えのサイクル
そのような「よい課題」は、それを聞いた他の人のアイデアを引き出す
アイデアを話していると、それを実行したい気持ちが湧く(熱意)
熱意から課題に矢印があるのはなぜか?
ぼんやりとした課題感」が外部から持ち込まれることはしばしばある
それが明確に切り分けられ言語化された「課題」になるためには、少なくともその課題感に共感して熱意を持つ人がいなければならない
明確な課題、解決のアイデア、解決に対する熱意を持った人、の3つが揃った時、それが「プロジェクトの芽生え」である
この時「熱意を持った人」が複数人にわたる時、協働が始まる
これが成功の一形態
プロジェクトに対して、それを加速するようなリソースをつなぎ合わせる
リソースが何かはプロジェクトによって異なる。
お金のことももちろんあるが、基本的には現金は弱い資本
お金で市場から調達できるものは稀少な資源ではない
知識は、しばしば「基本的な知識を持たないと進んだ知識を得る方法もわからない」という状態を引き起こす
プロトタイプを作って実験するPDCAサイクルを回し、次に実際に社会の中で使うサイクルを回し、社会の中にうまく埋め込めた時、それが「イノベーション」になる
元の下書きの図で「リソース」が「育てる」冒頭の「プロジェクト」につながってるのは少しおかしいな
しばしばプロトタイプまではクリエータが手弁当でささっと作ってしまって、それから社会実装につなげるところでつまずく
こうか
単なる「プロジェクト」ではなく「協働プロジェクト」としているのは「コラボレーションハブ」としての視点
クリエータが一人でももちろんプロジェクトは生まれるし、プロトタイプや社会実装を経てイノベーションにつながることもある
しかし基本的に未踏クリエータはみんな個人プロジェクトを持ってるわけなので、プロジェクトが存在するだけで支援すると全員支援することになりかねない。また個人を支援するのは未踏本体も含め既に社会に色々な選択肢がある。
未踏社団が果たすべき役割としてはやはり「未踏人材の間の接続」が重要。なので複数人の新しい組み合わせに対して注力する必要がある。

これを書いていて思った課題
新型コロナの影響で「物理的に集まる場」を企画しにくくなった
「知り合う」「芽生える」の間に壁ができてしまっている、これをどうするべきか

2022-08-24読み返して思った課題
流入がIPA未踏なのは明らかにおかしい
未踏ジュニアが含まれてない
そもそも未踏に限定せず面白い人がつながる場を作りたい
「蒔く」はバランスを取るためにデザイナさんが追加したのだと思うけど、蒔くためには種が必要。ここは「耕す」だ。
リソースとプロジェクトを「つなぎ合わせる」のラベルが消えたため、両者の関係がよくわからなくなっている
イノベーションが経済的価値社会的価値を生むのは並列

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