瞬発行動力と持続行動力
「
行動力があると思っていた人が、よく見てみると意外と行動力なくて不思議」という話、「行動力」という言葉で表現されてるものが少なくとも2つあるのが図解できた
左の「瞬間的に大きな出力が出る」は、その出力で障壁を乗り越えられるような環境では「障壁を乗り越える→流れに任せて転がる」で大きな移動ができる。
しかしこの動きのパターンでは右のような環境では「ちょっと動く→ズルズル戻る」になってしまう。
右の方の矢印は逆に「上り坂や逆風でもめげずに一方向に押し続ける」というパターン。
「行動力がある/ない」ではなく「どの程度の強さがあるか」と考えるべき。 ref.
誤った二分法どちらのパターンの行動力でも強ければ乗り越えられる。
たとえば「毎日会社に通う程度の持続行動力がギリギリある人」「英会話学校に通いたいけどぐずぐずしてる人」をベースラインで考えよう。
「帰りに英会話学校に通うこともできる持続行動力」の人は、通いたいと思ったら特にぐずることもなく通う選択をして、問題なく通える。
瞬発行動力の人は通えるどうかか考えずにまず申し込んじゃって、それからなんとかしようとする。
良いネーミングなのでページタイトルに採用した
当初案
これ書いてて思ったんだけど、右のタイプの矢印でも左の環境の障壁を越えられるのでは
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左の上り坂は右より急なイメージ
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:
>そうすると左の能力を定量化しづらいな、ぶち抜ける壁の厚み?
>最初の図のほうが、「高い瞬発行動力でぶち上げると周りが巻き込まれて、本人はやる気をなくしてても物事がそれなりに進む」感があってよかった
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まあ「壁をぶち抜いた」と「瞬間的に壁を越えられるくらい加速した」は同じ現象の表現の仕方が違うだけな気がする
左のような環境を「よくある」と感じるか「レアである」と感じるかが人によって異なる可能性が高い
立川さんが「右の環境でも最初は瞬発行動力が必要では?」というので考えてみた結果、止まってるボールはめり込んでる感じになった
あ、わかったかも。自分が行きたいと思った特定の場所に行くことを考えだ場合、それがたまたま転がるだけでいける確率は低くて右のタイプになる。
どこでもいいから動けばいい場合、えいやとくぼみを飛び出せばどこかには転がっていくので左になる。
転がる球が目的地を持ってるかどうかの違いなのかも。
別の表現
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右は
GRIT って呼ばれてるやつの気がする
前田 敦司:
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