相容れない考えの持ち主
そもそも他人の脳内は
観測不能なので、「相手が考えBを持っている」という考えはあなたが
観測事実から
解釈したものであって、事実かどうかわからない仮説である。
なのでまず、この仮説が間違っている可能性がある。
次に、「AとBが
相容れない」という考えが間違っている可能性がある。
例えばあなたが黒い丸を主張してて、相手が白い四角を主張してたら、一見相容れないように見える。しかしよく聞いて見ると相手は四角であることが重要で色はあまり重視しておらず、逆にあなたは色が黒であることが重要で形はあまり重視してないとする。ならば黒い四角にすれば双方満足する。
次に、確かに相容れないのだが、単に
観測事実のズレであって、互いに
情報共有をするだけで
対立が解消するケースがある。図では、大部分が白であるという意見と、大部分が黒であるという意見が相容れない。しかしこれは単に参照した事実に差があるだけである。