未踏ジュニア2021ブースト会議
未踏ジュニアでは2021年に新しいブースト会議のやり方が試みられ、これはとても好評であった。
この経験を文章にまとめて公開することは世の中にとって有益だと思うので今後徐々に整理していく。
西尾が細かいところまで知りすぎてて簡潔に説明することがまだできない。とりあえず覚えてること思いついたことを全部書き出してから整理しようと思う。
反響
>teramotodaiki: 今回の未踏ジュニアの段取り上手く行きすぎててヤバい。オンライン2年目にして、さいきょうのオンライン開催方法を発明してしまったのか
>73_ch: 未踏jrブースト会議、非同期でいいところと同期でやったほうがいいところの住み分けがちゃんとしててとてもよかった
>blu3mo: 未踏ジュニアブースト会議、コミュニケーションの場の作り方(?)がスーパーとても良かった
>YoshifumiSeki: いやしかしこの未踏ジュニアブースト会議のフォーマットはよかった。全員に一定の知性とモチベーションがあり、基本ボランティアなので、ついてこない人を置いてけぼりにしても良いという特性が為せる技だけど、それでもパフォーマンスがめっちゃ良くてたのしい。
>shokai 前日までにscrapboxにプロジェクトのコンセプト説明と進捗動画が共有済みで、質問なども色々書き込まれている状態で、当日は簡単なデモといきなり質疑応答から始まるという会に参加したけど密度がすごかった
>ukkaripon: 文章力皆無なので誰かが文字にまとめて公開してくれると、未踏ジュニア応募者にも、それ以外で類似のオンラインイベントを開催する人にも、なんなら本家未踏にも良いと思うのですがw
複数のプロジェクトが同時期に採択され、数ヶ月の実行期間を経て成果報告会に至る形の人材育成事業において、プロジェクトの開始時に採択者がプロジェクト内容の発表を行う会
今年何をやったか
一言で言えば「自己紹介と発表の非同期化」
参加者はまず自己紹介ページを作る
ブースト会議1週間前までに
各クリエータは10〜15分の発表動画を撮影
YouTubeに限定公開 (Unlisted)でアップロード
Scrapboxに貼り付ける
参加者は当日までに
動画を見る
質問・コメントをScrapboxのツリー掲示板的用法で残す
こんな感じに自分のアイコンとセットで箇条書きする
ある発表会での会話
(同期的に1倍速の発表を聞きながら)
A: 見返したいところは見返せることになれてしまっていて、なんていってたか見返せないのがもどかしい
B: ですね、ちょっとでも見逃せない
A: 見返せることが前提の発表って、発表の構成がそもそも変わりそう
C: 一昨年はスライドを事前共有してました
D: CさんにAさんの話の文脈が共有されてない気がする。未踏ジュニアのブースト会議は発表動画を事前視聴する形式だったのです。つまり1.5倍速とかで視聴して、気になったところを再度見たりできて、それをやった上で当日質疑だけやるスタイル
B: &質問を事前にScrapboxに書き込むスタイル
E: 反転授業っぽい
F: ですです。反転授業+Scrapbox。
G: 動画だと当日のプレゼンで緊張して失敗することがなくてよいですね
H: これはかなりあると思っていて、前日に徹夜でプレゼン資料を作って、当日頭回ってないとか焦って質疑応答がチグハグ、みたいなことはなくなったと思います。時間切れも非同期だとかなり減らせるんですよねぇ
F: デメリットは動画を見ないとディスカッションやQ&Aの会話について行くのが難しいこと
G: 前もって動画を見てもらうのは難しそう
B: 事前視聴の方が時間効率良く使えるんですけどね、倍速再生ができるので
某所での説明
発表者は事前にScrapboxに動画を掲載し、参加者はあらかじめそれを見てScrapboxに質問やコメントを書く、当日は質疑や生デモなどの同期的なことだけをやる
発表が動画になっていることで、参加者は好きなタイミングで視聴でき、倍速再生したり、よくわからなかったところを聞き返すことができる
参加者の拘束時間を減らしつつ、質疑の時間を増やすことができた
また、テキスト形式であらかじめ質問が集まっていることによって「質問する人が現れるのを待つ時間」がなくなり質疑の時間の使用効率が上がった
Q: 誰が書いたかわからないのでは?
A: プロフィールページを作ってアイコン記法
Q: 性善説運用?
A: 「発言の捏造ができるのでは」という指摘が初期にあった、それが5/18の作業に繋がってる
2020年
スケジュール1日目 |
13:30 | 未踏ジュニアについて (鵜飼)、自己紹介、ご挨拶 (竹内先生) |
14:00〜18:00 | 個別プロジェクト発表7件 (発表10分、質疑15分) |
20:00 | 懇親会 |
2日目 |
13:00 | (2日目だけ参加するOBOGの)自己紹介 |
13:20〜17:35 | 個別プロジェクト発表8件 (発表10分、質疑15分) |
19:30 | オンライン懇親会 |
2021年
スケジュール1日目 |
13:00 | 運営アナウンス |
13:20〜17:20 | 個別プロジェクト発表10件 (質疑20分) |
2日目 |
10:00 | 運営アナウンス |
10:10〜11:30 | 個別プロジェクト発表4件 (質疑20分) |
13:00〜14:30 | ゲストLT(6件) + アナウンス |
14:30〜 | 30分の交流イベント+その後自由解散 |
現役クリエータの一部は19時まで盛り上がっていたようだ
事前にわかっていた変化
昨年は15プロジェクトで8時間15分掛かってたが、今年は14プロジェクトで5時間20分
空いた時間でゲストのLTを入れられた
事後的に観測された変化
非同期自己紹介が予想外に盛り上がった
自己紹介にコメントがついて発展することはチャットでも音声でも起こりにくい
物理的に集合している場合は自己紹介の後の休み時間の雑談などで発生する
個人差が大きい
オンライン開催でやりづらくなった
非同期テキストベースの質問コメントは予想以上に賑わった
当初全然コメントがつかないことを心配していたが蓋を開けると前日までに1ページに収まらない量のコメントがついた
当日の質疑時間の間にも受け答えを聞いて思ったことなどを参加者がどんどん加筆し、最終的に各プロジェクトごとに1万文字程度のフィードバックがついた
ブースト会議終了時点でScrapboxは600ページを超えた
個人的な懸念
わかりやすい「Scrapboxを使った」「動画を先に出させた」という話だけ一人歩きしないか
それが銀の弾丸であるかのようにツールだけ導入して方法だけ真似しても上手くいかないのではないか
今年の採択者は100%プロフィールページを作った、プロフィールページでの会話も発生し、相互理解に役立った
ゲストは46人中23人が「最初にやること」のプロフィールページ作成をやってない
「当事者意識」の高い人が一定量いないと臨界に達しないのではないか
細かな施策も含めて全部「なぜそうしたのか」を解説してあった方が良いのではないか
4/26の段階で鵜飼さんから「動画を事前に収録&アップロードし、質疑応答&交流だけを行う」という方針でメンター陣に相談
昨年はCOVID19によって初のオンライン開催だったため、オフライン開催同様の15分発表10分質疑でやった
しかしオフラインでの視聴と比べて動画視聴を丸2日やるのは負担が大きすぎた
交流機会を増やしたい
倍速再生の効果: 理解度には有意差がないが、満足度は1.4倍が一番高い
クリエータが撮影をできるかに関しては不安があったがZoomの録画機能を使い編集をしない想定とのことで「例年も発表練習をしてるから、それを撮影すればいいだけか」と考えて「発表者の負担はあまり変わらない」と判断(伏線A)
見る側が非同期になることがどう影響するのかな未知数
盛り上げ方に関して何か知見があったらぜひ共有してほしい気持ち
寺本さんから「コメントを Scrapbox にすると非同期でも議論しやすい」という意見が出る
この意見が出るまで質問はGoogle Formsで集める想定だった
OneNote、Scrapbox、Notionの3つの案が出て宙ぶらりんに
みんな自分がよく使うもの以外よくわからない
寺本さんの主張(OneNoteやNotionで同じことができるかはわからない旨の保留つきで)
> 3. 他の人が書いた行の下にインデントを増やして言及するスタイルで、言及Xへの言及Yへの言及Z…みたいに議論が盛り上がっても常に俯瞰しやすい
> 4. オフトピっぽい話は別ページを作ってそっちに書いたり〜みたいなことが簡単に出来る
西尾はこの時の議論には参加してなかった
5/16 鵜飼さんがScrapboxを使う想定の採択者向けアナウンスのドラフトを作ってメンターにレビュー依頼
Scrapboxのグループが作られる
寺本さんが色々整備する
メールでの指示をScrapboxのページにする
「自己紹介テンプレート」を「最初にやって欲しいこと」にしてピン留め
当時はルールのページは別だったが、まとめた
(ページが分かれると読まない人が増える、アイコン記法の説明も2ホップ先に書かれてたため気づかない人がいた)
プロジェクトページとブースト会議の動画を貼るページを分けた(伏線B)
各プロジェクトのページを寺本さんが作った
この過程で西尾は過去の自分の採択プロジェクトのScrapboxをリストアップ
2017年の未踏ジュニアキャンプの時に初めて使った
チャットのログ置き場になってしまった
2017年の採択プロジェクトでprivate project運用
2018〜2020は推測困難プロジェクト名でpublic projectを作る運用に変えた
寺本さんも2018年からScrapboxで採択プロジェクトの議事録まとめをしていた
西尾は認識してなかった
寺本「いろんなプロジェクトが横断的に結び付いたら面白いのでは」西尾「卒業生の自己紹介を
リンク化しまくるといいのでは」
例: [Scratch]で作ったプロトタイプを[Unity]に移植しようと考えたが、その後の検討で[Webアプリ]でやることにし、[Vue]で作成した。[Firebase Hosting]の無料枠でホスティングしている。ビデオ会議には[SkyWeb]を使っている。
みたいな感じ
二人はまずは自分の自己紹介で率先してやることにする
このころは「Scrapboxは前日までの非同期コミュニケーション用で、当日はSlackクローンのMattermostを使う、なぜならScrapboxにはリアクションや絵文字などがなくて盛り上がりにかけるからだ」と考えていた(伏線E)
5/17
>nishio 普通の研究室運用と同じように新入生が入る段階で上級生は既に参加して場があったまってるといいと思います。というわけで今年のクリエータにアナウンスする前に卒業生にアナウンスして自己紹介ページを作ってもらいたい。
> 各卒業生に自分のやったプロジェクトについて書いてもらって、そのなかのキーワードをリンクにすると、関連したことをやってた卒業生がサジェストされて良い。
>nishio Scrapboxを使うメリットが使う人に明確に伝わる必要があると思ってて、それは「自己紹介を書いてリンクにするといろんな人たちと繋がる」だと思う
> 情報が溜まるとだんだん良くなってくってのを僕も寺本さんも経験して欲しいけど、現段階では実現できない
5/18 更新通知をMattermostに流す設定をした(伏線C)
5/19 鵜飼さんによって「おすすめの本の紹介」ページが作られる
「おすすめの理由をぜひ書いてください!」とコンテンツ増加の介入を掛ける
5/23 メンター間の運営ルールに対する議論をScrapbox上でやる
> nishio: 議論があるならルールに載せてる状態をやめて別ページに切り出して議論しません?
> 理由不明のルールとして天下りするよりそっちの方が有益でしょう
これに触発されて(?)「おすすめの本の紹介」を分類するかどうかという議論が採択者から起こった
これは個人的にはかなり悩んだ
「自治に任せる」という選択肢もある
一方で「ルールを増やす」のは筋悪
一目で見て理解できないルールが増えると書きやすさが損ねられるから
書籍をどう分類するかは難しい問題、わかりやすいルールを作れない
その議論から「おすすめのSFもアリか?」という議論になって、これは「アリ」にした方がコンテンツ増加につながると思ったので賛成した
ついでに「本に限る必要もない」という介入をした
6/18現在で43冊
他人の書いたおすすめを自分もおすすめの時にはアイコンを重ねてる
「なるほどデザイン」「誰のためのデザイン?」が4票、ゲームのBABA IS YOUが3票
5/28 自己紹介が予想外に盛り上がっていたので昨年のチャットの場合との比較をまとめた
6/6
動画のアップロード期限
アップロードされた動画にコメントをつけていく
自分の採択プロジェクトに真っ先にコメントをつけるのは違う気がしたので他のメンターにお願いした
一部にコメント付けづらい動画あり
当初は「Zoomでメンターに対してプレゼンしてそれを録画」のつもりだった(
伏線A回収)
その後Loomなどのツールが紹介されて、そちらの方が見栄えが良いなという話になった
ここで「クリエータがプレゼン動画を撮影し、それにメンターがコメントする」という非同期スタイルを選択したケースはあまり良くなかった
典型的な「完成の定義が不明瞭な大きいタスク」
締め切りはどんどん迫ってくる
出来上がった動画をメンターが見て少し気になるところがあっても「捨てて取り直す」という意思決定が困難になる
ちょっと気になるところがあっても「撮り直させるほどではないか」となって修正されない
クリエータがプレゼンをしてメンターがコメントをしてプレゼンを修正するコストは、動画撮影後にそれを修正するコストより安い
もしくは最初の動画を「捨てるつもりで雑に作る」ことでコストを下げるべきだったが、メンターとクリエータの間で共通認識になってなかった
例えば「字幕はつけるべきですか?」という質問がクリエータから出た。当初は意味がわからなかったが、YouTuber的な動画を作らなければいけないという誤解があったかも知れない
少なくとも動画ver.1までは同期的に作るべきだったかも
つまりメンターに対して発表練習をして、それを見て修正をフィードバックして、のサイクルを何回か回してから録画する
採択本決定から動画提出締め切りまで1週間ないことがメンターにとってプレッシャーだった
可能なら何度かミーティングする方が良かった
6/7
Scrapbox一部消失事件
(追記)Scrapbox側の変更によって今後はここで書いたような事件が起こっても簡単に戻せるようになるかも
>shokai: 10行以上まとめて削除した時に必ずpage historyを作るといいかも
操作ミスによってページの内容が半分消滅
Scrapbox自体のPage Historyでプロジェクトの動画投稿や説明文は復元できた
しかし30分くらい前のものしか保存されておらず、それ以降にコメントした2名分数十行が消失した
Mattermostに流していた更新通知ログから復元(伏線C回収)
伏線Cでログを流してなければ完全に失われるところだった
断片的な通知なので繋ぎ合わせて元の形にするのが大変
3人くらいで共同編集して15分くらいで修復完了
あるユーザーに「頻繁に選択範囲がおかしくなる」という現象が起きていて、ブラウザを変えると解消した。
Grammalyのブラウザ拡張とScrapboxの相性が悪い可能性を疑っている
この件とは別に、ページ丸ごと消してしまう事件もあった
Streamから復元できる
それを知らなかったのでバックアップJSONを新規プロジェクトにインポートしてそこから復元した
6/8
全員の動画にコメントすることを「今週の宿題」としているメンターがいて、コメントを促すのは良いことだと思ったので僕も真似をした(宿題という表現は義務感が出るかなと思って避けた)
>他のクリエータの動画を見て、見た印に最低一言コメントするといいと思います。
>人間だれしも自分のプロジェクトに関心を持ってもらいたいですし、先に動画を見ておかないとブースト会議の質疑の時間が退屈になっちゃうから。
6/11
イベント開催前日
普段は運営に気を取られてコメントやフィードバックを出来ていない人が、時間をたっぷり使ってフィードバックができてよかったという感想
コメントが予想以上のボリュームになっていた
一画面に収まらない
> メンターの明日の仕事が全然自明でなくなってきたw
自分の採択プロジェクトに関しては並び替えてこれを書いた
>🙋はが口頭で聞きやすくするために整理したものです
> 事前の質問は整理して並び替えてあるので基本的に上から下に行きます。
> Scrapboxを画面共有してメンターがクリエータに質問していきます。
> 話してることに関連した質問はScrapboxの画面共有して見てるところに書いてください、
> 外に書くと気づけません。コメントスクリーンありません。
> 今すぐ反応しなくていい質問・コメントは画面の外でも良いです
大前提として20分の時間をどう使うかはメンターの裁量に任されて、特に議論などなく僕がそうしたいと思ったからやったのだが、振り返って考えると「僕はこうしようと思います」って他のメンターに伝えた方が良かったな、真似したかった人もいるかも。(伏線D)
あ、当日の午前2時に伝えていたw
> 午前1:45 当日質問を探すのに大変なのでメンターの判断で要約した質問文を使ったりコメントを並び替えたりしました
6/12当日
後で書こうとして長く放置してしまったのでまず雑に書く
当初同期的な活動中にはチャットを使う想定だったが例年と異なり流量が出なかった(伏線E回収)
1:30「どうすればみんなが参加してる感が出せるのか」「この状態では集中力が続かない」
1:45
>Mattermost、Scrapbox、Zoomで手を挙げる、と3つに分散したのがツラミ
Mattermostをやめる意思決定
>同期的に質問したければ手を挙げて、そうでなければScrapboxに書くということね
これに対して「コメントスクリーンも分散させちゃう?」との懸念
>質問の場所は決めたが雑談の場所がなくなったとも言える
「雑談をMattermostの雑談チャンネルに誘導すべきだった」
これを書いてて気づいたんだけど、そもそも参加者の画面構成はどうなってたんだ、僕はMattermostもScrapboxもスマホから参加してるのでZoomの視聴を妨げないのだが…
安川さんの構成
1:58 西尾の方針
>「事前の質問を整理して並び替えてあるので基本的に上から下に行きます。Scrapboxを画面共有してメンターがクリエータに質問していきます。話してることに関連した質問はScrapboxの画面共有して見てるところに書いてください、外に書くと気づけません。今すぐでないものは画面の外でも良いです」
つまりZoomの挙手も見ません、Scrapboxに一本化します、というアナウンス
Scrapbox「書き込んでるところが画面外」問題
Scrapboxはバンバン更新されてるが、Zoomでそこを映さないので「寂れた」感が出るのではないか
しかしZoomの画面共有をしてる状態でスクロールをすると字を読もうとして注視してた人が酔うのでは説
フォントを小さくすればスクロールも減らせてライブ入力も見せれて良かったかも?
14:00- 一部のメンターによってコメントスクリーンが試された
有料版でないと人数キャパオーバーになる
長文の質問に向かない
14:20 「運営でコメントスクリーン入れて運営から画面共有する?」
「自分の手元から画面共有したいから困る」「スクロールして欲しい時にいちいち口で指示するの無理すぎる」
コメントスクリーンで長文がゆっくり流れていくの読みづらい
長文には向いてない
デモとか「おおー」「すげぇ」みたいな反応向き
そもそも質疑の最中に「おおー」「すげぇ」はあまり発生しないのでは
ユーザが「質問として投稿」をすれば画面に留まる?
Scrapboxでは雑談はできない
コメントが流れるのはいいが質問が流れ去るのはもったいない
理想はMattermostから流す?
Scrapboxから流す、では?
事後的にCSVで書き出すことはできる(有料版機能)
17:00-
石丸さんの「Streamを脇に出すスタイル」
Scrapbox「書き込んでるところが画面外」問題の解決法が発明された!
と思ったが会議中に他のページをいじってる人が可視化されるという現象が…
あらかじめ共有されてればよかったか?
Stream画面で検索窓に文字列を入れると絞り込まれるのでそれを使うと良いかも?
6/13二日目
なんでみんなScrapboxの文字が小さいんだろうと思ってたが僕が150%表示にしてただけだった、日常的にそれなのですっかり忘れてた
交流企画
移動可能ブレイクアウトルーム
Scrapboxの一つのページにブレイクアウトルームの番号が並んでて、ブレイクアウトルームで話されてる話題がそこに書かれる
これは部屋によって情報量の差が大きく出た
6/14
>nishio「すごくうまくいったから方法を広く伝えたい」という点には共感するけど、かなりメンターのアドリブに頼っていたのでツールだけ真似すると危険そう
>メンターが座長とかMCの役割をしてたわけだけど「運営が決めたやり方をみんなで足並み揃えてやる、うまくいかなかった場合は運営のせい」ってメンタリティの場合と「他のメンターがどうであれ自分ば自分がやりたい方法でやる」ってメンタリティの場合で大きく違う
未踏ジュニアのメンターたちが基本的に周囲と足並み揃えるのではなく自分が良いと思った方法でやる(コメントスクリーンを使ってみたり、使わなかったり)ことが良い方向に機能してたと思う
初日14時ごろの意見「メンターとクリエータが話すだけになってしまう」
これは暗黙に「それは良くない」と考える意見
西尾の意見は:
それは悪いことではない
何週間も前からこの構成だと伝えられてた
当日に議論することではない
時間をおいて考えたこと
僕はブースト会議を「クリエータとプロジェクトについて他の人に知ってもらう場」だと考えているので暗黙に「クリエータの発言量を最大化する」という選択をしている
だから事前質問文を要約して短くしてる
クリエータに事前に考える時間が与えられるのも、話す時間を増やすことにつながる
「統一しなくて良い」という認識が共有されてたことが良い効果を生んだと思う
逆に「これは最強のやり方です」という伝え方をしてしまうと、その「最強のやり方」に統一しようという力が働いて、個々人の模索が抑制されてしまう。これは逆効果になりそう
統一するのは「動画を先にアップ」「Scrapboxで議論する」などだけで、当日の進行は裁量に任せるのが良い説
関連
Scrapboxに貼られた動画を見ながらコメントを書いたりしやすい機能