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暗黙知の次元
原著は1966年
目次
暗黙知
探究者たちの社会

p.46から
科学者の研究に関して
問題が独創的である場合に限り、研究も独創的である
プラトンが「メノン」の中で提示した探索のパラドックス
何を探しているかわかってるなら問題は存在しない
何を探しているかわからないなら見つけられるはずがない
もしすべての認識が明示的なものなら、このパラドックスにはまる。なので、もし問題を解決することによって科学的発見がなされるのであるなら、何らかの「認識できるが言葉で説明できないこと」があるはずだ
>暗黙知は、 いつかは発見されるだろうが今のところは隠れている何かを、暗に感知することにある。
その他の表現
>解決へと迫りつつあることを感知する自らの感覚
>発見されるべき何かが必ず存在するという信念
>発見それ自体と同じように、発見についての予期、妄想 に終わることもあるだろう。だからといって、その妥当性を判定するために、厳密に非個人的な基準を探し求めても無駄である。