新結合と水面のたとえ
2017-10-25
イノベーションという言葉を作ったシュンペーターは、イノベーションを新結合とも呼んでいた。
これは水面が平らになることに相当する。
これは、水面が平らになると流れがなくなることに相当する。
新結合は壁に穴をあけ、それまでつながっていなかった2つの領域をつなぐことである。
新結合によって均衡していた水がまた流れ始める。
その後、新たな均衡に至る
有効な新結合は、両端に圧力がかかっている。
なので結合するとそこを水が流れ始める。
水流自体が穴を広げ、さらに流れを大きくすることもある。
逆に、有効でない新結合をやっても水は流れない。
流れる水がない、圧力に差がない、重力に逆らって流そうとしている、これらの新結合は有効ではない。