少し減って他が増える
図で描けばシンプルだが、言葉で説明しようとすると複雑なので、混乱しておかしな思考をする人がわんさか出る
あるものAの量が減らなくても、別のものBの量が増えるなら、AとBの全体におけるAの割合は減る
図で見ると当たり前に見えるが、「減るか、減らないか」という言葉にフォーカスして
量と割合の区別が曖昧な思考をする人がいる
「割合が減る」という話をしているときに「量が減るかどうか」は関係ない、たとえAの量が増えていてもBの量がもっと速く増えるならAの割合は減るのだから。
99%を100%とみなす誤り
「事実としてすでに存在しているもの」を「ない」と誤認したり、主張したりする
「ある」ことを知っている人とは前提が食い違う
今あるものが、未来においても今あるのと同じ量で維持されると思う誤り
ほとんどの場合は増えたり減ったりするが、その可能性を考えることなく同量が維持されることを暗黙の前提にしている
「減る」という話に「無くなるとは思えない!」と反論をする人がいる
「減る」という主張を「無くなる」という主張だと誤認して、それに対して反論をしている
前提が誤認なので無益な騒音に過ぎない