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参加証明NFT発行体験記
>@nishio: 貢献の可視化参加の可視化の実験で未踏ジュニアコミュニティに参加している人に「参加証明NFT」を発行してみる実験をした。
>
>@nishio: 実験したのはもう少し前なんだけど体験談記事を書くのが追いついてないのでとりあえず実験をやったということだけ書いた、詳しい話は後ほど。

PluralityTokyoで「イベントに参加したことを証明するNFTが受け取れる」とアナウンスされて面白そうなので取得した。

Social Hack Day #50で発行する側にも興味があるという話をしたらテストネットで発行する側の体験ができた。
費用感
相場が変動するので確約はできないが、大体1件5〜15円くらいとのこと
ステッカーを作って配ることと比較したら安い
ステッカーと違って「持っていたら何々ができる」や「たくさん集めるとレベルアップする」などの発展性があって面白そう
リアルに発行したい気持ちが高まった

未踏ジュニアのイベントで参加証明NFTを出すことをリーダーの鵜飼さんにOKもらった
ダメだったら「西尾と会った証明」という形にして個人で配るつもりだった
Joi POMみたいに

MugiSusさんがデザインして未踏ジュニアのScrapboxでFaviconとして使われている画像を使って良いか聞いてOKをもらう

MATICの用意
画像と説明文は用意して、さあ発行しようとして、先にMATICを用意する必要があったことに気づく
実は1番のハードルはMATICの用意だった

Day 1
CoincheckでEthereumを持っていたので、1万円分くらいMATICに変えたらいいやと思った
→CoincheckでのMATICの取り扱いがない

MATICを入手する方法を調べたが、Google検索結果のどれが信用できる情報なのか判断できなかった。
報告
画像と説明文は用意できた
発行しようとしてMATICを用意する必要があったことに気づく
MATICの買い方がわからないので調べる
1: ネットで検索した記事
1-1: MATICを買える取引所(ビットポイント)の口座を作れという記事
1-2: XRPを買ってBybitで交換しろという記事
1-3: MetaMaskで買える、ただしクレジットカード会社が拒否するかも、という記事
1-3を試す→購入ボタンのリンク先が表示できない(日本国内からアクセスできないとか?)
次は1-2を試そうと思うがその前にここまでをまとめてシェアした方がいいなと思った

方法2
日本円にペグされたJPYCを使う経路
支払い方法は銀行振込
ウォレットアドレスに直接トークンをおくってくれる
Uniswapなどの暗号通貨交換所でMaticと交換する
方法3
NativeのMATICを交換所で購入できる
SBIの含め3箇所で販売されている

Day2
SBI VCトレードの口座開設申請をした

Day3
口座ができた
入金する
とりあえず1万円

みずほはサポート対象外なのか?
住信SBIにした

即時決済サービスを使う
すごい便利な時代だなぁ
(ずっと使ってるみずほをいい加減にやめてこういう新しいことをできてるところをメインにしようと改めて思った)

75MATIC買うことにした
買えた

SBI VCの口座を作ってMATICを買うところまではできた
が、それをMintRallyで使うために自分のウォレットに送る方法がわからなくて詰まっている。
「SBI Web3ウォレット」なるものをMetaMaskと繋ぐことはできて、そこにNFTなどは表示されているが…
あっ、わかった、デフォルトでは暗号資産のやり取りのメニューが表示されてない素人向けUIなんだ。
「トレーダーモード」というものに切り替えたら「暗号資産出庫」のメニューが出てきた(自己解決)

暗号資産出庫しようとする
出庫するためには先に出庫先の登録が必要
出庫先登録しようとする
フォームを埋め終わってから第二暗証を要求されることに気づく
第二暗証とは?
二要素認証の設定をする必要がある

出庫先登録できた
とりあえず1MATICだけ出庫してみる
「出庫予約メール」なるものが届いた
そのメールのリンクをクリックすると「出庫予約を受け付けました」になる
完了したらメール連絡がくるらしい、待つ
関連
>当社は2022年9月28日より、トラベルルールへの対応に伴い、新たにお客さまが暗号資産の出庫(外部送付)を行う際に、「移転の目的」に関する情報の取得・保存を開始いたします。
>詳細は以下をご確認ください。

なかなか来ない
【SBI VC Trade】出庫予約を受け付けました 11:47 AM
【SBI VC Trade】出庫完了のお知らせ 3:30 PM
3時間も掛かるんだ
出庫できてた

イベントグループ作成
3セントくらい支払う

イベント作成をしようとするとエラー
"insufficient funds for gas * price + value: address 0xd50... have 966546521347084996 want 11345890700340000000"
なるほど 1MATICでは足りない
ガス代肩代わり(僕がガス代を払って、受け取る人は無料)の設定にしているのだが、特に根拠なく「受け取りが発生するたびに僕のアドレスから引き落とされる」と勘違いしていた
そうではなく、初回に決めた最大人数分を先払いだった
この時は100人にしていた
1ドルくらいしか入れてないのに10ドルくらい支払おうとしてるからそれは無理だ

発行枚数を10枚にする
それでも足りない旨のエラー
深夜だったのでガス代が高かった
残りの74MATICの出庫をして寝る
まあでも最初から75MATICで試してたらガス代が高いことにも先払いなことにも気づかずに100枚発行してたと思うので学びは最大化された

Day 4
11:00
なるほど、昨日の半額以下だ
24時間のグラフ
1週間のグラフ
なるほどなー、夜は高い

10枚発行
76セント支払い、ガス代が14セント掛かって、合計90セント
普通のガス代でギリギリ1MATICだから、深夜の高いガス代では成立しないのも当然だったな

イベントページが作成できた!

イベントページからNFTの取得ができた!

OpenSeaでも僕の所有しているNFTとして表示されている
OpenSeaでは最初は「その他」「非表示」の中にある
「再表示」をすると他の人にも見えるようになる


サービスの解説
>MintRallyはシビックテックプロジェクトHackdaysのメンバーで開発しているオープンソースプロジェクトです。
> 機能拡充やユーザビリティの向上、アクセシビリティへの対応などに取り組みながら、よりよいオープンソースプロジェクトにしていくための仲間を探しています。
Discordのリンクがある https://discord.com/invite/4hJefCEYKS
僕はSocial Hack Day #50に参加したときに入った
MATICを入手する方法とか、一人だったら挫折してたかも
Social Hack Day自体が参加証明NFTを発行している
意外なことに、現状このサービス自体はデータを持っていない(=全部ブロックチェーンに置いてる)
それでこのようなサービスが実現できるというところが面白い、パラダイムの変化を感じる