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コップに半分水がある
半分水が入ったコップを見て考えることが人によって違う
B: コップに半分水がある

広く知られているたとえだと思う
このたとえ話の初出はどこだろう
Quote Investigatorによれば誰が最初かは不明、見つかった最も古いものが匿名であるため
>Quote Investigator: The earliest match found by QI appeared in “The Evening Sun” of Baltimore, Maryland in April 1929. The statement occurred in a filler item without attribution. Boldface added to excerpts by QI:
>If he says his gas tank is half-full he’s an optimist. If he says it’s half-empty he’s a pessimist.
(DeepL)ガソリンが半分入っていると言えば、楽観主義者だ。もし半分しかないと言うなら、彼は悲観主義者だ。

イメージしやすいたとえ
だが、コップで100%が規定されてしまう
その結果、暗黙に「100%を目指すのが良い」(コップに水を入れるのが良い)という判断を導いてしまう
「コップに水を入れるのが良い」という考えは不足に注目する行為

足るを知る的な意味で使われることもある
その場合不足に注目することが、成長への欲求を生み出すのではないか、不足に注目しなければ成長しないのでは、という批判が成り立つ

関連
このたとえが発展したもの
ただし抽象度は上がっている
ドラッカーがこれに関したことを言ってる
>6. Changes in Perception
> “The glass is half full” and “The glass is half empty” are descriptions of the same phenomenon but have vastly different meanings. Changing a manager’s perception of a glass from half full to half empty opens up big innovation opportunities.
(DeepL) コップが半分入っている状態から半分空になっている状態へと、マネージャーの認識を変えることで、大きなイノベーションの機会が生まれます。
これは「半分空だ」と認識する方が有益だと言ってる