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使わせないデザイン
Netflixの競合はYouTubeFacebook、そして睡眠
>1日24時間しかない中で、ユーザーにより多くの時間を費やしてもらうために、他のサービスに費やす時間に加えて、ユーザーの睡眠時間すらも競合対象になるというのだ。
依存者が後をたたないプロダクトたち
現代の多くのプロダクトは、ユーザーが夢中になるように「デザイン」されている。
>一説には、エンゲージメント性の高いプロダクトは、人間の脳の特性を上手に刺激し、高い中毒性を実現しているという。具体的には、ランダム性自己承認欲求をくすぐることで、脳内にドーパミンと呼ばれる「快感成分」を分泌させる。
>酒、タバコ、ギャンブルに相当するレベルであり、スロットマシーンと同じ心理効果を生み出す。スマホでSNSを見るたびにまるで麻薬のような快感を脳が感じる事ができるというのだ。
見逃してしまう恐怖心 (FOMO) がアクティブ率を高める

変革を起こすポイント

具体的な機能
Screen Timeでは、ユーザーのデバイス利用時間とどのアプリにどれだけの時間を費やしているかの詳細を表示。
App Limits設定ではアプリの種類ごとに利用時間に制限をかけることも可能になった。
>Googleもデジタルウェルビーイングの実現のために、Android Qにて、”Focus mode”を実装した。この機能では、メールやSNSなどの”気が散る”アプリを一時的にダウンさせる事ができる。
Slack: あえて既読表示をしない
Instagram: You Are all Caught Up
>無限にスクロールしてしまいがちな画面内に「ここまではすでに見ましたよ」というメッセージを表示することで、ユーザーが永遠インスタを使い続けてしまう状況を打破しようとしている。
YouTube: Time Watched
ユーザーがどれだけYouTubeを利用している時間が表示されるようになった。

UXデザインはユーザーの人生を左右する
>これからのUXはユーザーが利用する時間だけではなく、利用していない時間と心の状態をデザインする仕事になるだろう