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会話は情報交換の手段ではない
情報共有/情報交換が言語の重要な機能であることは疑いない
言語を利用する能力は科学を勉強したり、帝国を築いたりするために進化したのではない
これらは副産物
言語は遅くとも5万年前に狩猟採集民だったわたしたちの祖先に生まれたもので、それは人類が紛れもない地球の支配者になるよりずっと昔だ

ミラーデサルも、会話情報交換の手段と考えることはやめて、話すという行為には、のちに見返りの情報を受け取る以外に、何か別の利益があると考えてはどうかと提案している(Dessalles, 2007)
具体的には、両者とも話す機能は部分的に見せびらかす行為だと主張している
話し手は一貫して心に残る発言をして聴衆に大きな印象を与えようと努力している
互恵的に情報を受け取るような現物給付ではなく、聴衆の目に映る自分の社会的価値を上げることで埋め合わせている