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デニソワ人

デニソワ人(デニソワじん、Denisova hominin)は、ロシア・アルタイ地方のデニソワ洞窟(ロシア、中国、モンゴルの国境に近い地域)に、約4万1千年前に住んでいたとされるヒト属の個体および同種の人類である。デニソワ洞窟は、アルタイ地方の中心都市バルナウルから約150km南方に位置する。Homo sapiensの亜種とされることが多く、Homo sapiens ssp. Denisovaとも、Homo sapiens Altaiとも呼ばれる。
ネアンデルタール人と並んで、我々現生人類であるホモ・サピエンス・サピエンス(Homo sapiens sapiens) とは、遺伝的に非常に近い化石人類である。また現生人類の一部(メラネシア人など)と遺伝子情報を部分的に共有する可能性が高いとされている。

Dragon Manはデニソワ人かもしれない

>ラオスのタム・グ・ハオ2洞窟で発見された更新世中期のヒト族のものとされる臼歯の標本について報告する論文が、Nature Communications に掲載される。この臼歯は、若いデニソワ人女性のものである可能性が指摘されており、東南アジアの人類集団史に関する私たちの理解を助けるかもしれない。