PatternSynonyms
参考
>#WIP
パターンに対してsynonymを定義できる
定義.hspattern Nil = [] -- []というパターンに対して、Nilと命名
pattern Cons x xs = x:xs -- (x:xs)というパターンに対してConsと命名使用.hslen :: [a] -> Int
len (Cons _ xs) = 1 + len xs -- len (x:xs) = ...と書いてるのと同じ
len Nil = 0 -- len [] = ...と書いてるのと同じ関数を定義するのと同じノリで定義できる
書き方
hspattern pat_lhs = pat双方向
hspattern pat_lhs <- pat
[where ...]単方向
whereありは、explicitly bidirectional synonymsともいうっぽい？
COMPLETEプラグマで網羅性チェックできる
docsの序盤に書いている例
こんな型とコードを考える
hsdata Type = App String [Type]
collectArgs :: Type -> [Type]
collectArgs (App "->" [t1, t2]) = t1 : collectArgs t2
collectArgs _ = []
isInt (App "Int" []) = True
isInt _ = Falseこの
Type という型は String を引数に取る String というと、任意の文字列を取れるわけだが、ここで想定しているものはもっと少ない "->" とか "Int" のような数個の文字列しか許容しないそこで、
App "->" [t1, t2] とか、 App "Int" [] のような値に名前を付けて持ち回せるようにしたいそこでPatternSynonymsが使える
hs{-# LANGUAGE PatternSynonyms #-}
pattern Arrow t1 t2 = App "->" [t1, t2]
pattern Int = App "Int" [] pattern という予約語を導入して、値の取りうるpatternに対して、synonymを作れる元のコードはSynonymを使って、こう書き直せる
hscollectArgs :: Type -> [Type]
collectArgs (Arrow t1 t2) = t1 : collectArgs t2
collectArgs _ = []
isInt :: Type -> Bool
isInt Int = True
isInt _ = False「値コンストラクタを使った値」のsynonymを作るのね
この例、ただの設計ミスな気がするから例としてよくなさそう
PatternSynonymsの説明としてはわかりやすいから良いか
この辺でみた
hs{-# LANGUAGE PatternSynonyms #-}
module NonZero
( NonZero()
, pattern NonZero
, unNonZero
, nonZero
) where
newtype NonZero a = UnsafeNonZero a
pattern NonZero a <- UnsafeNonZero a -- 疑似値コンストラクタを作って、これを公開
unNonZero :: NonZero a -> a
unNonZero (UnsafeNonZero a) = a
nonZero :: (Num a, Eq a) => a -> Maybe (NonZero a)
nonZero 0 = Nothing
nonZero i = Just (UnsafeNonZero i)
-- patternを定義していないと、この↓定義がerrorになる(これは外部module)
safeDivide :: Int -> NonZero Int -> Int
safeDivide i (NonZero j) = i `div` j pattern NonZero a <- UnsafeNonZero a を定義して、これを公開することで safeDivide i (NonZero j) = .. みたいに、外部でもパターンマッチはできる↑この
NonZero はpatternで生成したものが、外部では
NonZero 型を作ることはできないなぜなら、
UnsafeNonZero が公開されていないからつまり、
外部でもパターンマッチできるが
外部で型を作ることはできない
の2点を満たすために使われている
smart constructorを定義するためのデザパタと言える
何が嬉しい？
いつ使う？
pattern という識別子が新たに導入される？値コンストラクタを使った値に別名を付ける感じ？
ただの変数束縛とは違うの？
イメージとしては同じっぽい
構造上ただの変数束縛がそもそもできない
recordでもサポート
パターンの別名
パターンってなに #??