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ゲンツェンの自然演繹(NK)
Natural deduction
タブロー法のときのように機会的には行えない
つまり、使う規則をミスると答えにたどり着けない
ので、使う規則は、考えて精査する必要がある

推論規則
規則一覧はこのページを参照
全ての推論規則に名前がついている
「~導入」は「~I」
「~除去」は「~E」


推論規則の読み方
以下のような規則があったとき、「∧i」の部分が規則名
「∧」を「導入(Introduction)」する規則ということ。
下段が「根」であり、上段が「葉」である
下段が「結論」であり、上段が「仮定」である

推論の手順
最下段の根から上向きに葉を生やしていく
葉は前提かスタックしたものでないといけない
全ての葉が以下のいずれかになるように進めていく
仮定
解消される仮定

仮定の種類
解消されていない仮定
解消された仮定


推論の例
三段論法: \alpha\rightarrow\beta, \beta\rightarrow\gamma \vdash\alpha\rightarrow\gammaを示す
つまり根に結論\alpha\rightarrow\gamma、葉に前提\alpha\rightarrow\beta\beta\rightarrow\gammaが来ればいい
1.
推論規則を見て、結論が同じ形のものを探す
当てはまるものが複数あるなら、仮定の方も見て扱いやすいものを選ぶ
根から書いていく「→導入」を使った
ここで「\alpha」に対する条件がスタックされている
2.
普通に「→除去」を適用
左上の\beta\rightarrow\gammaは仮定なので、コレは葉になる
3.
最後に「→除去」を適用
ここで右肩の\alphaはどこから来たの?って話になるが、手順1でのスタックがあるのでそれを使う



参考
詳説
例題など
localの「数理論理学」というpdfが詳しい
3章の最後の方に例題がいっぱい載ってる!