『現代思想入門』
2022/3/16
epubを通したせいか微妙に読みづらいので、kindleで読んでスクボでリンクしてる
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マジでこういう本を読みたかった
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第一章 デリダーー概念の脱構築
概念の脱構築
デリダ、差異の主張は、
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の考えと間逆なので触れてみるのは良さそうだな
自分の内部を守るのではなく、外部の力に身を置くことを提案する
第二章 ドゥルーズーー存在の脱構築
存在の脱構築
第三章 フーコーーー社会の脱構築
社会の脱構築
現代において、発達障害の人に「
発達障害」という病名を付けてケアをするのは、主流派の世界に無理やり合わせるようにさせている感じがする
今我々が「よい」と思ってやっていることは、権力による操作かもしれない
フーコーの目指す理想は、
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とも似ている、とも思った
が、権力者以外はほとんどの人が賛同するのでは、という感じもする
ここまでのまとめ
第四章 現代思想の源流ーーニーチェ、フロイト、マルクス
1~3章の人物らより少し前の時代の話
現代思想の先駆け
ニーチェが秩序とその外部(カオス)の2ゲンロンを提示した
こう対応する
_秩序的なもの↓ | 脱秩序的なもの↓ |
形相 | 質料 |
アポロン | ディオニュソス |
同一性 | 差異 |
意識? | 無意識 |
これらの対立は、前者の支配下に、後者が存在するという下部構造になっている
ニーチェの時代から、その立場が逆転する
後者が主導権を持っていると考える
世界を物語的でない見方で捉える
カントOS (Operation System)
完成、悟性、理性
自己啓発本を読んで、仕事の効率化を進めるのは、自ら搾取されるために励んでることになる
第五章 精神分析と現代思想ーーラカン、ルジャンドル
現代思想の話は、ラカンの精神分析が暗黙の前提になっている
かつ、ラカンは難しい
人間は過剰な動物
エネルギーを余している
人間は単に本能的な必要性で生きているわけではない
本能を超えたことをする
本来は栄養摂取できれば十分なのに、料理に楽しみを見出すなど
人間は未完成な状態で生まれ、教育としていろいろ制限されることで事物を認識できるようになる
第六章 現代思想のつくり方
4つの原則
他者性の原則
超越論性の原則
極端化の原則
反常識の原則
どういう流れで哲学が発展してきたか、著名な哲学者が著名である理由などはここに詰まっている、と言える
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たしかに、めちゃくちゃ雑に言えば「逆張り」である
第七章 ポスト・ポスト構造主義
付録 現代思想の読み方
現代思想を読むための四つのポイント
①概念の二項対立を意識する。
②固有名詞や豆知識的なものは無視して読み、必要なら後で調べる。
③「格調高い」レトリックに振り回されない。
④原典はフランス語、西洋の言語だということで、英語と似たものだとして文法構造を多少意識する。
流し読みした
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おわりに 秩序と逸脱