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『アジャイルな見積りと計画づくり』
2009/1/29
安井力 翻訳



感想
物理本を読んでいるが、font-sizeが小さい
各操作の根拠が明確に言語化されていて良い
話の展開の仕方も構造化して整理されているので理解しやすい




イントロダクション
「プロジェクトをアジャイルにしよう」ではなく、「見積もりをアジャイルにしよう」とい趣旨

>第1部 問題とゴール

1章 計画の目的
良い計画づくりとは
アジャイルな「計画づくり」
アジャイルな「計画」ではない



2章 なぜ計画づくりに失敗するのか
計画づくりに失敗する5つの理由
フィーチャではなく作業を計画している
マルチタスク化が遅れを助長する
優先順位の順にフィーチャを開発していない
不確実性を無視している
見積りがコミットメントになっている



3章 アジャイル手法
見積もりにおけるアジャイルとはなんぞや、という話
プロジェクトへのアジャイルなアプローチ
短いイテレーションで作業する
アジャイルな計画づくり


>第2部 規模を見積もる
4章 ストーリーポイントによる規模の見積り


5章 理想日による見積り
理想時間と現実時間


6章 見積りの技法
見積もりに時間をかけすぎない


7章 再見積り
再見積もりを行うタイミング
ストーリーポイントの相対的な規模に変化があったと判断された時

いろんなレベルの再見積もりがある?
1ポイントにかかる時間を見誤ってた
ベロシティを見誤っていた
e.g. 1ポイントを1日でできると思ったら、2日かかった
これは元々相対値でやってるので影響はさほどないはず
残ってるものも全て1ポイント=2日とすれば良いだけ
ただ、過去を修正するか、未来を修正するかの判断がある
ポイント側を変えるか、ベロシティ側を変えるか、というのもありそう
どっちも同じだけど
ポイントの方を変える
その結果、ベロシティも変わる
そもそも相対値の出し方がミスってそう
e.g. 1と6としてたが、1のほうが2かかって、6の方は6でいけた
部分的に終わったタスクの扱い
all or nothing
少しでも残ってるなら、そのイテレーションでは0
次のイテレーションでちょい増えになる感じ
特定のイテレーションでのベロシティに増減ができるが、気にしなくて良い
ベロシティは長期的な平均値が大事
そもそも、部分的に終わる、ということ無いぐらいに、1つ1つのタスクを小さくしておくと良い

地味に頭に入らなかったので再度読むと良さそう





8章 ストーリーポイントと理想日
1.ストーリーポイントの長所
1-1.ストーリーポイントは職能横断的な作業の進め方を促進する
1-2.ストーリーポイントによる見積りは長持ちする
1-3.ストーリーポイントは純粋に大きさだけをあらわす
1-4.ストーリーポイントで見積もるほうが早い
1-5.僕の理想日と君の理想日は違う
2.理想日の長所
2-1.理想日はプロジェクト関係者に説明しやすい
2-2.理想日は導入しやすい
3.私のお勧め
まとめ

>第3部 価値のための計画づくり
9章 テーマの優先順位づけ
1.優先順位づけの判断要素
1-1.金銭価値
1-2.コスト
1-3.新しい知識
1-4.リスク
2.4 つの要素を総合する
3.優先順位づけの例
3-1.技術基盤の構築
3-2.ユーザーインターフェイスの設計
まとめ

10章 金銭価値による優先順位づけ
1.収益源
1-1.新しい収益
1-2.増加する収益
1-3.維持できる収益
1-4.業務の効率化
2.例題:WebPayroll
2-1.新しい収益を算出する
2-2.増加する収益を算出する
2-3.維持できる収益を算出する
2-4.業務の効率化の影響を算出する
2-5.開発コストを見積もる
2-6.コストと収益をまとめる
3.財務指標
3-1.貨幣の時間的価値
3-2.正味現在価値
3-3.内部収益率
3-4.回収期間
4.収益を比較する
まとめ

11章 「 望ましさ」による優先順位づけ
1.顧客満足度の狩野モデル
1-1.狩野モデルでテーマを評価する
1-2.回答を分類する
2.もう1 つの方法:相対的重み付け
まとめ

12章 ユーザーストーリーの分割
1.ユーザーストーリーをいつ分割するのか
2.データ境界に沿って分割する
3.操作の境界で分割する
4.横断的な関心事を分離する
5.パフォーマンス制約をストーリーにする
6.優先度に沿ってストーリーを分割する
7.ストーリーをタスクに分解してはならない
8.関連する変更への誘惑を断つ
9.ストーリーをまとめる
まとめ


>第4部 スケジュールを立てる
13章 リリース計画づくりの基本
1.リリース計画
1-1.満足条件を決める
1-2.ユーザーストーリーを見積もる
1-3.イテレーションの長さを決める
1-4.ベロシティを見積もる
1-5.ユーザーストーリーに優先順位を付ける
1-6.ストーリーを選択し、リリース日を決める
2.リリース計画を更新する
3.例題
3-1.満足条件を決める
3-2.ユーザーストーリーを見積もる
3-3.イテレーションの長さを決める
3-4.ベロシティを見積もる
3-5.ユーザーストーリーに優先順位を付ける
3-6.ストーリーを選択し、リリース日を決める
まとめ

14章 イテレーション計画づくり
1.イテレーションプランニングではタスクの担当者を決めない
2.イテレーション計画とリリース計画の違い
3.ベロシティ駆動イテレーションプランニング
3-1.優先順位を調整する
3-2.目標ベロシティを決める
3-3.イテレーションのゴールを決める
3-4.ユーザーストーリーを選ぶ
3-5.ユーザーストーリーをタスクに分解する
3-5-1.プロジェクトに価値を与える作業のみを含める
3-5-2.慣れるまでは詳細に
3-5-3.ミーティングはタスクに含める(それも多めに)
3-5-4.バグ
3-5-5.依存関係の扱い
3-5-6.タスクへの分解が難しい場合
3-6.タスクを見積もる
3-7.多少の設計はOK
3-8.タスクの適切なサイズ
4.コミットメント駆動のイテレーションプランニング
4-1 .チームにコミットできるかたずねる
4-1-1.見積りを合計する
4-1-2.保守とコミットメント
5.私のおすすめ
6.タスクの見積りとストーリーポイントの関係
まとめ

15章 イテレーションの長さを決める
1.イテレーションの長さを決める要因
1-1.リリースまでの期間
1-2.不確実性の高さ
1-3.フィードバックの得やすさ
1-4.優先順位が安定している期間
1-5.外部からのフィードバックの必要性
1-6.イテレーションのオーバーヘッド
1-7.切迫感を感じ始めるまでの時間
2.イテレーションの長さを決める
3.ケーススタディ
まとめ

16章 ベロシティの見積り
1.過去の実績値を使う
2.実際に1 イテレーションやってみる
3.予想する
3-1.1日の作業可能時間を見積もる
3-2.1イテレーションあたりの作業可能時間を見積もる
3-3.ストーリーを分解して作業量を見極める
3-4.見積りに幅を持たせる
4.他のバリエーション
5.どのやり方で見積もるか?
まとめ

17章 不確実性に備えるバッファの計画
2-1.見積りの不確実性を反映する
2-2.プロジェクトバッファの大きさを決める
2-3.より単純なバッファ計算方法
2-4.バッファのガイドライン
3.複数のバッファを組み合わせる
4.スケジュールバッファは水増しではない
5.使用上の注意
まとめ

18章 複数チーム編成プロジェクトの計画づくり
1.共有できる見積り基準の確立
2.早い段階でのユーザーストーリーの詳細化
3.先を見越した計画づくり
4.合流バッファを取り入れた計画
4-1.なぜバッファを追加するのか
4-2.合流バッファの大きさを決める
5.だけどチーム間連携って大変じゃない?
まとめ

>第5部 トラッキングと情報共有
19章 リリース計画のモニタリング
1.リリースのトラッキング
2.リリースバーンダウンチャート
2-1.リリースバーンダウン棒グラフ
3.パーキングロットチャート
まとめ

20章 イテレーション計画のモニタリング
1.タスクボード
2.イテレーションバーンダウンチャート
3.投入工数のトラッキング
4.個人のベロシティ
まとめ
21章 計画とコミュニケーション
1.計画の情報共有
2.進捗の情報共有
3.イテレーション終了報告書
まとめ

>第6部 なぜアジャイルな計画づくりがうまくいくのか
22章 なぜアジャイルな計画づくりがうまくいくのか
1.頻繁に計画を見直している
2.規模の見積りと期間の見積りを分離している
3.複数レベルの計画を立てている
4.計画の基準がタスクではなくフィーチャである
5.小さなストーリーがよどみない流れをつくっている
6.イテレーションから仕掛り作業を持ち越さない
7.チーム全体を対象にトラッキングしている
8.不確実性を受け入れて、計画に取り込んでいる
9.アジャイルな見積りと計画づくりのための12のガイドライン
まとめ

>第7部 ケーススタディ
23章 ケーススタディ:ボムシェルタースタジオ
1.1日目―月曜の朝
2.ユーザーストーリーの見積り
3.プロダクトリサーチの準備
4.イテレーションとリリースの計画づくり、第1 ラウンド
4-1.第1イテレーションの計画づくり
4-2.リリースプランニング
5.2週間後
6.第2イテレーションの計画づくり
7.さらに2週間後
8.リリース計画の見直し
9.見直した計画の報告
10.18週間後

リファレンス・リスト
訳者あとがき