Minority Report
2002
見た日:2021/07/11
ストーリー
近未来
未来予想ができる3人の人間をコンピュータとして犯罪を未然に防ぐシステムを実証している
このシステムはレイプなどは予知できないが、殺人は100%予知でき、導入後の殺人件数が0になった
システムは予想するだけ。犯罪を止めるためには、このシステムがみた断片的で時系列でもない映像を解析して、犯罪予想時刻より前に到着して拘束しなければならない
主人公はシステムが予想した殺人を未然に止める組織の実働リーダー
息子が誘拐されてどこかに行ってしまった経験を持ち
全国展開をするかどうかの時期が迫っていた
ある日、システムの1人の女の子が「あれが見えるか」と主人公に言う。過去の事件の映像だったので過去の記録を漁ってみるものの、3人のイメージのうち1つが欠損していることに気づき、調査をする
主人公が殺人をするイメージが出て、主人公は追われる身になってしまう
主人公はシステム考案者の一人を尋ねると、実は合議制で、3人のイメージが食い違った時は、食い違った少数のもの(マイノリティ・リポート)はシステムの不完全性に気づかれないために削除していた。ただしマスターデータだけ残すことになっている。それはコンピュータに組み込まれた中で一番能力の高い女の子(アガサ)の脳内にログが残っている
3人のうち1人のログが欠けていることに削除で気づいているので、システムの不完全性は結局怪しまれるのだが
網膜スキャンを避けるために闇医者から目の移植手術を受け、マイノリティ・リポートを探すために古巣に潜入し、アガサを誘拐する主人公
三人全員食い違ったらどうする?
主人公、殺すと予告されていた相手のホテルを尋ねる。相手は主人公の息子を誘拐した誘拐犯を演じていただけだった。予知と反して殺さなかったが、相手は主人公の銃で自殺してしまう
アガサの母親を殺した黒幕から主人公が狙われてしまう
システム開発者の一人が、システムの脆弱性をついて、コンピュータとして使っていた人間を取り返そうとした母親を殺していたことが明らかになる
主人公、拘束されてしまう
主人公の妻、真犯人と会話していたときにたまたま真犯人と気づき、主人公を施設から奪還する
真犯人が主人公を打てばシステムの完全性は証明されるが真犯人はつかまる、うたなければシステムの完全性が崩れるというシーンになる
主人公が思いとどまっているし、すでに予測と外れてるんだが
真犯人は自殺する
冤罪の可能性もあり、システム運用後に捕まった犯人は全員釈放される(警察の監視付き)
感想
真犯人が囮の犯人相手にいいやつぶってミスリードする
網膜スキャンでパーソナライズした広告が出てくるのがリアルすぎる。公開の19年後の今(2021年)にみても妥当に感じる。プライバシーが利便性に取って代わられた
管理社会システムの仕組みが徐々に明らかになっていくので最初からはオチを予想できない
主人公が脳のマスターイメージを抽出するときに頼ったギークの経営する怪しいお店が
VRで自分がやりたいことがなんでも叶いそうな店で行ってみたい
「有名人になってみたい」「任意の人とセックスしたい」「上司を殺したい」みたいなことがVRでできる
結局息子ってどうなったんだっけ?アガサがいろんな未来を見ていたが