近景・中景・遠景
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> 近景は、視対象の意匠や素材、表面の仕上げを理解することができ、構成要素の動などを理解することができる程度の景観です。
木々の葉の茂り具合
桜の咲き具合
建物の外装の種類までも理解できる状態
> 中景は、視対象自体に明暗や色彩の違いを認識することができ、視対象自体の形態や意匠、動きや構成要素の配置等を理解できる程度の景観です
重なりあう山々の山肌の違
植生の違いによる色彩の違い
複数の建物の壁面、屋根の形態や色等により構成された町並み
> 遠景は、視対象と背景が一体となって見える景観で、視対象と背景とのコントラストや視対象のアウトラインによって構成される景観です。したがって、施設の配置や規模、形態といった要素が重要となってきます。
遠く離れた山並み
海に浮かぶ島影
ビル群
>これらの景観では、空と山や島、ビル群が明暗のコントラストによって区別され、山や島の稜線やビル群のシルエットが形作るラインが明確な形態として意識されます。
関連
写真の
構図でもこの考え方は利用されるようで、大学のときに熱工学の教授がアイスブレイクで話していた