茄子 アンダルシアの夏
見た日:2019/9/7
公開日:2003年7月26日
登場人物:
ジブリっぽいキャラデザ
監督は千と千尋の神隠しの作画監督らしい
あまり期待せずに見たが、面白かった
見ていると主人公を応援したくなるが、TVの解説の人は主人公が後続集団から逃げ切れると思っていないので緊迫感のある演出になっている
主人公が兵役のときに兄貴に意中の人を取られるのだが、兄も花嫁連れて表彰台に駆けつけるわ、花嫁は花嫁で主人公に「好きよ!」と傷を抉るわ(主人公は「俺は嫌いだよ!」と返す)、一貫した陽気さと、ドロドロしているのにカラッとした関係性が好き
最後のシーンの顔の崩れた作画すごい(あんまりこういう表現はみない。Triggerとかはやりそう)
夕暮れの平地をかけるシーン、よい
それで主人公自分の地元出たがり、口では嫌ってるし、たぶん本当に嫌っているのだが、ラストで地元の名産の茄子の食べ方をチームの連中に説明する(=自分のルーツには最後に肯定的になると読んだ)シーンは味わい深い
エンディングのハンドルのカットが猛烈に良い
コメントに時代の積層を感じる
推しメーカーまだーコメントが面白い