林鄭月娥
>2007年7月1日、開発局長に任命される。在任中の2011年から2012年にかけて、香港政府高官や新界の旧住民の間で横行していた僭建(住宅の違法建築)を取り締まり、市民からの高い支持を集める
>2013年10月17日、2016年の立法会選挙及び2017年の行政長官選挙に向けた選挙制度の意見集約を行う専門チームの責任者に任命される
>民主派団体が1人1票の普通選挙を求めていることに対しては、「理想主義的で、[香港基本法(引用者注:香港特別行政区基本法)を無視している」「行政長官には、中国政府と敵対しない人物が就任するべき」と否定的な考えを示した
>2017年3月31日、国務院令第678号により女性初の行政長官に任命された
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>2人とも基本は「建制派」と呼ばれる親北京政府のグループに属する人材だ
>国務院香港マカオ弁公室主任の王光亞は、メディアの取材で香港のトップには4つの基準が必要だと述べた。それは「愛國愛港、中央信任、有管治能力、港人擁護」で、日本語に訳すると「国を愛し、香港を愛する。中央から信任される。統治能力がある。香港人が支持する」。
> このうち、「国を愛し」と「中央から信任される」という点で、林鄭月娥のほうが香港の次の指導者にふさわしく、曽俊華は適切な人材ではない、という中央の意向が、間接話法で香港に伝えられているとみていいだろう。
市民の評判は雨傘運動での強硬姿勢から堕ちていた
>世論調査では、明るい性格やノリの良さ、長年経済閣僚を務めてきたことで香港人が最も重視する経済政策に明るいとことなども評価され、対立候補の曽俊華の好感度は、大きく林鄭月娥のそれをしのいでいる。
ソースは?
>間接選挙方式をとっている香港では、民間での人気が選挙の結果に結びつかない。香港では経済界や職能団体から選ばれた1500人の選挙委員を対象に、3月1日までに150人の推薦を集めた人物が立候補を認められ、3月26日の選挙を戦うことになる。
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1500は1200人の誤りのようだ
>選挙委員は親北京政府が多数を占めており、その点では常識的には推薦人だけですでに579人を集めた林鄭月娥の優位は揺るがない。
結果:1,163人が有効票を投じ、777票の林鄭が当選した
>不人気の象徴だった梁行政長官の前回得票数「689票」