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後出しじゃんけん
事前にわからなかったことに対して、あとからわかっていたかのように解説すること

事例
> @senooyudai: これをバカにしている人がいるけど(引用元の人ではなく)、じゃあ現在のPC・スマホ・タブレット・VRHMD・ARグラス・TV・(携帯)ゲーム機が10年後にどうなっているか正確に予想出来るかというとまあ極めて困難ですよね。ARグラスがすべてを飲み込む可能性もなくもないですし(現在の技術では厳しいけど
株価の値動きの説明は偉そうな肩書きの人が明らかに後から理屈をつけている



事前の予測は1つに絞れない
現実は多変数で複雑なので、仮定をしないと普通は予測できない
複数の仮定、見方がある
図では3つの見方があるとした
単純化しているが、一つの見方にはいくつも仮定を置いていることが多い
事前には、どの仮定が正しいのかはわからない。どれももっともらしく感じる
自分の立場や持っている情報によってこの見え方は変わる
参考:情報解釈の非対称性があるので作れる仮説が変わる

後出しジャンケンは、事後に「事前の予測」からもっともらしい選択肢を選ぶ
図において事後に後出しジャンケンをする人は、結果2を見た後に「仮定2だったのだから2に決まっていた」という
2は事前の予測では「数ある理屈のうちの1つ」が、辻褄は合うのでもっともらしく聞こえる
「実際に起きた」&「筋が通っている」ので納得してしまう
事後的に分かった情報を加えて解説する
実際にはその時にはわからず決めきれなかったのでどこか穴があるはずなのだが、論調と雰囲気によってそこは有耶無耶にするのが後出しジャンケンである

犯人探しとコンボで行うと、争いは起きるのに特に何も解決されない

最初から2と言っていた場合には「後出しジャンケン」には該当しない
現実的には自分が意思決定できない場合に説得しきれないということもあるでしょう



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