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巨悪はいるか?

巨悪は、「倒せば問題解決する」単一の障害

巨悪は現実の問題を理解する際にシンプルにするファクター
巨悪を仮定すると、「巨悪を倒せばいい」という単純な考え方がとれるようになる
あれもこれもやらなくてはならない、という問題を覆い隠せ
現実は多変数で複雑なので、巨悪を仮定すると誤った方向の解決をしがち
実際にはいろいろなところに小さな問題が細かくあり、それらが重なって大きな問題になっている
大きな問題を解くためには横断的な動きが必要だが、そのような体制が整っておらず、問題が難しい(組織構造の問題)
90'-2000年ぐらいの創作では、正義と悪がはっきりしていた
正義と悪という二項対立は以前ほどはウケなくなっている
正義とはものの見方の違いであるので、立場からくる違いがただそこにあるだけであるという思想が広まった(要出典)