>ひとまず、「霊や神のような不合理な(非科学的な)存在の働きを前提とする文化の様式」と定義することにします。
> どのようなものを前提としているかによって、次のように分けて考えるのが便利です。
> ①アニミズム………動物や自然物、先祖などの「霊」を信じる
>「亡くなった○○さんが天国で見守ってくれる」などと言って遺族をなぐさめたりするのは、たとえレトリックだとしても、まだ生き続けているアニミズム型の文化です
> ②多神教……………さまざまな権能を帯びた「神々」を礼拝する
> ③一神教……………宇宙の独裁者である「唯一神」の権威に服する
> ④悟りの宗教………人生の霊妙な理法を「悟る」ことを目指す