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三重県志摩市公認キャラクター碧志摩メグ、抗議を受け公認辞退
何が起きたのか
2014年11月 三重県四日市市のイベント会社「マウスビーチ」が三重県志摩市が公認する海女のご当地萌えキャラを制作し、名前を公募
>浜口さんが「地域おこしのため」として提案https://www.sankei.com/article/20151105-R7BBAN4AUNOVDDAFASEFQ5RCEY/
2014年12月9日 全国から2000件の応募がありhttps://www.huffingtonpost.jp/2014/12/10/aoshima-megu_n_6300320.html、審査の結果名前が碧志摩メグに決まるhttps://mainichi.jp/articles/20141210/mog/00m/040/002000c
2015年8月 309人が公認撤回を求める署名を市議会に提出https://www.sankei.com/article/20151105-R7BBAN4AUNOVDDAFASEFQ5RCEY/
Change.orgでも署名活動がされた
>公認撤回を求める団体は8月25日、約7000人分の署名を志摩市役所に提出した
Change.orgに日付が書いてないので、いつの署名なのか不明
2015年9月30日 海女の代表24人とマウスビーチ運営の浜口喜博氏らが話しあう。海女側の約3割が公認取り消しを求めるhttps://www.sankei.com/article/20151105-R7BBAN4AUNOVDDAFASEFQ5RCEY/
2015年10月29日 中日新聞がデザインについてアンケート
>69.2%が問題ない、志摩市が「公認」したことについて70.1%が問題ないと回答している(うち、女性の52.2%が「問題ない」、47.8%が「問題がある」と回答)
>中日新聞 2015年10月29日 25面、2015年10月23日~2015年10月26日実施 中日プラス会員927人の回答
2015年11月5日 市はキャラクターの公認を撤回
>撤回の理由を市は「キャラクターの作者から申し出を受け承認した」としている。
>浜口さんは「公認が重荷になってしまった。より動きやすくしたかった」と説明。大口秀和市長は「少なくとも海女さんには応援していただきたいが、現状ではそうでないことを考慮し、申し出を承認した」とコメントした。https://www.sankei.com/article/20151105-R7BBAN4AUNOVDDAFASEFQ5RCEY/
浜口喜博氏はデザイン変更はしないことを決定している
あげている理由
7割以上の海女は反対しておらず、励ましの声もあった
全国から応援をもらった
全国に広めるための設定は試行錯誤して作った

誰が何を問題視しているのか
公認撤回署名活動を進めた志摩市の海女の山本文子さん(66)と夫の泰稔さん(68)は、「志摩市には海女の後継者が増えるようなPRはしてほしいが、今回のキャラクターはあまりにも海女のイメージとかけ離れていた」と主張https://www.huffingtonpost.jp/2015/11/05/aoshima-megu-unofficial_n_8477178.html
明日少女隊は「行政が、未成年の女性を性的なものとして表現し、市の広報のための公認キャラクターとして利用し、市役所などの...公共の場所で公開をしていることは問題である」と主張
性的なものとして表現の根拠として次を上げている
>17歳という未成年の設定でありながら、胸や太ももなどの表現に顕著な性的誇張表現がなされており、
> 彼女のプロフィールには身長と体重が明記され、「ボーイフレンド募集中」と書かれています。
署名のトップページに掲載されている画像はこれ

論点と感想
2015年時点の当時の66歳ぐらいの人は萌えキャラという概念が相当希薄なはず
胸や太ももなどの表現に顕著な性的誇張表現がなされておりという感覚は抱かなかった
もちろんキャラクター的な誇張表現はある(それは特段この作品だけではない)が、顕著な性的表現とは思わない
プロフィールには身長と体重が明記されていることが未成年の女性を性的なものとして表現と繋がる理由が全くわからなかった
ボーイフレンド募集中という設定も未成年の女性を性的なものとして表現には当たらないだろう
この表現が許されないならば、「恋人が欲しい未成年」というキャラクターを描くことができないが、それは明らかにおかしい
この設定の部分はキャラデザへの主張のオマケに過ぎないと思う
もしこの設定の文字だけの設定があったとして、反対運動が広がるイメージが全く湧かない
その後は長く続いているみたい
>「キャラの姿は、当時とまったく変わっていませんが、地元に受け入れられて大人気ですよ」
> 三重県志摩市の海女をモチーフにした碧志摩メグを手がけるプロデューサーの浜口喜博さん(43)は2020年2月19日、J-CASTニュースの取材にこう答えた。
>浜口さんによると、志摩市の地元では、碧志摩メグを描いた「痛チャリ」などの貸し出しが行われ、おくすり手帳など10種類ほどのグッズが出回っている。着ぐるみのゆるキャラも、土産物店でPRしているほか、イベントなどにも出ているという。


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三重県志摩市