プライマリーバランス
「歳入総額 - 国債等の発行(借金)による収入」(上の図で言うと税収等の部分)
「歳出総額 -
国債費等」(上の図で政策的経費の部分)
のバランス
PB赤字の場合なら
国債を歳入以上に発行しているということ
>平成 30 年度の一 般会計予算を見てみましょう。
>約 33 兆円あまりは借入金、すなわち国債からの収入が充てられてい ます
>入ってくるお金の三分の一ぐらいが借金ということですから、家計で考えればこれは大変なことです。
>ただし、これらの借金の多くは国内の金融機関等から借りており、海外からの借り入れは 6% 程度しかありません。つまり家庭で言えば、世帯主が借りている大半は家族からのもので他人から借りているのはそれほど多くないということです。したがって海外からの借入率が日本より高いギリシャやアルゼンチンのように資金繰りに行き詰ってすぐに財政が破綻するということは考えにくいと思います
批判
財政均衡主義は誤り
デフレのようなときは、借金を増やしてでも需要を増やしてやれば、そこから経済が立ち直っていく
世界恐慌のときに、アメリカで実験が行われて大きな効果を発揮している
国債が暴落したら日銀が全部買っちゃえばよい
そんなことをしたら信用がなくなる、というのがこの意見への王道の批判
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>日本も実は太平洋戦争のときに、戦費としてとんでもない量の国債を発行したんです。でも、デフォルトしていないですよ。
>例えば2020年度は、コロナで大変な事態が起きましたよね。80兆円も赤字を出したわけです。でも、国債が暴落しましたか、ハイパーインフレがきましたかというと、何も起こらなかったんです。
>私の感覚で言うと、1年間に100兆円くらいずつ永久に赤字を出し続けても、恐らく大丈夫。
数字上民間になっているが実質国の資産が多い
>日本政府直接ではなくて間接部門、例えば国立大学とか国立病院は、登記上、民間扱いになっているんですが、あれはどう見ても国立なんですね。それを含めて連結ベースで見ると、ざっくり言うと1,600兆円の借金があるんです。ただその一方で、1,100兆円の資産を持っているんです、日本政府は。ということは、実質的な借金は500兆円くらいしかないんですね。
> 全部売れます。私、1つ1つ全部チェックしたんですけれども、売れないのは国際機関への出資金などごくわずかで、ほぼ全部売れます。
>イタリアはEUに加盟するときに、借金を減らせと言われて高速道路を民営化して株式を放出してそれで借金を返したんですけれども、何も困らない。例えば国鉄を民営化してJRになって、何か困りましたか? むしろ、トイレはきれいになったしサービスもよくなったと私は思いますけどね。
廃線があるのでこの辺りはどこまで地方に赤字でも金をぶち込むべきかという議論になる
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>政府が500兆円くらい持っているので、純粋な借金の500兆とこの通貨発行益をぶつけると、借金がゼロになる。
1万円の原価20円は20円なので通貨を発行すると9980円は政府のものになる
そんな調子こいてるとインフレになるというのが普通の経済学の見方でしょう
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>例えば2020年度に80兆円の赤字を出しましたが、全く物価は上がらなかったんです。ですから今までの、「ハイパーインフレを恐れないといけない」というのが真っ赤なウソだ
>例えば1年間に、1,000兆円赤字を出したら起きるかもしれない。でも100兆円ぐらいだったらびくともしないと思います。
保守的に見積もっても税収が増えるので問題なく黒字化する