フレームレート
>@robamoto: フレームレートの歴史がこれほどまとまった資料を初めて見た。面白い。
24fpsの問題
動きの問題
24fpsでは動きの速いシーンで「ストロビング」(被写体が複数本に見える)が発生
カメラの振れによる画面のブレが目立つ
特に3D映像で、これらの問題が目立ち、観客の疲労や不快感の原因に
3D(ステレオ視)での動きが速い動画が低フレームレートでは左右の映像を脳で1つにする「融像」が難しい
カメラが横に動いたり、被写体が動いたりする時、24fpsだと画像と画像の間が飛んでしまう。
結果、左目用と右目用の映像の位置関係が大きくずれる
特に横方向の動きがある場合、24fpsでは正確な輪郭認識が妨げられる
リアルな動きの表現
アクションや水中シーンなど、速い動きを含むシーンでも被写体がはっきり見える
『ホビット』では「モブシーンでも1人1人がきちんと見分けられる」という利点があった
48fpsの問題
長所:動きの激しいシーンで映像が滑らかで、ブレが少ない
短所:通常シーンで「テレビのように見える」「生々しすぎる」という批判がある
過去の教訓
『ホビット』(48fps)では、セットや特殊メイクが「作り物っぽく」見えるという批判
ショースキャンシステム(60fps)の開発者トランブルも「劇映画には
鮮明すぎる」と結論
実用的な妥協
24fpsは物語の没入感を保てる
アクション/水中シーンのみHFRにすることで、両方の利点を活かせる
アニメーションの手法(場面によってフレームレートを変える)からヒントを得た