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ニコニコ動画のコメント
>動画を共有していることはコミュニケーションでもあるので、僕たちはキーワードの1つとして「動画共有型のコミュニケーションサービス」と呼んでいます。もう1つキーワードが「非同期コミュニケーション」。ここに「かわいい」と書いてあります。「かわいい」という打ち込みをニコニコ動画で見たとしても、打ち込まれたのがリアルタイムではないので、昨日なのか一昨日なのか10日前なのか半年前なのかわからないですが、「かわいい」って誰かが書いています。そして改めて猫鍋を見たときに、やはり「かわいい」というコメントがあるタイミングで出てくるのです。つまり「かわいい」と打った人がネットに接続している可能性がなくても、見ている本人としては今「かわいい」と誰かが言ってくれたような錯覚に陥ります。それがニコニコ動画のもう1つの仕掛けで、すべてのコメントのデータが動画と一緒にログとして残っていますから、それをユーザーに対してぶつけることで、全くネットにつながっていない状態でもいろんな人がつながって、コミュニケーションが取れているような状態になります。それによってユーザーも満足感が得られるというコミュニケーションのサービスを僕たちは成立させています。相手と時間を同期しなくても、時間を超えてコミュニケーションできるニコニコ動画というのは、非同期型のコミュニケーションでもあるのです。
>それからニコニコ動画の上にコメントが流れますが、これには問題が2つあって、1つは動画にコメントを被せるので改変しているのではないかということです。要するに同一性保持の侵害であると言われたりしますが、これに関しては我々に正当な持論があります。少しシステム上の話になるのですが、動画とコメントはシステム上サーバーが別々です。フォットショップを使ったことのある人はわかると思いますが、レイヤーといってデータが別になっています。つまり見ている動画の上に、もう1枚透過するデータを被せたのがコメントのデータです。つまりコメントの下にはオリジナルの、コメントのないデータが流れているのがニコニコ動画の仕組みです。透けているので被っているように見えますが、厳密に言うとそれぞれのデータは別々のところに格納され、別々に表示されているのです。ということで、同一性の保持は侵害していないということを、我々は声を大にして言っています。
> もう1つ問題になっているのは、コメントそのものが誹謗中傷してしまうことです。当然、賛美のコメントもたくさんあるのですが、中には心ない方が「死んじまえ」とか、その人の身体的な特徴を書いたりする方がいます。これに関しては、法律で片づかない問題でもありますから、一つひとつ通報していただき、ご本人の所在を明らかにしていただいた段階で、運営措置としてそのようなコメントを落とさせていただくということをしています。


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コメント投稿者もクリエイターとしてみているようだ

創作に参加している効果がある場合がある。そして参加をすると自分ごとになる
コメントアートは確実に創作だし
応援も一種だ
コンテンツの上にオーバーレイされるわけで
YouTubeのコメント欄(誰も見てない可能性が想定できる)とは心構えは少し変わるだろう