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アイの歌を聴かせて

他の人の感想

以下、ネタバレあり
大まかにこんな流れの話
Woven Cityみたいなメガ企業がある特区の学校。学生の親も大体メガ企業に勤めている。多くがメガ企業のAIによって制御されている
高校生の少女、サトミのクラスに母親のつくったAIロボットが編入してくる
メガ企業は男社会であり、その中で母親は出世してきた。敵が多い
AIロボが5日間人間とバレなければ実験は成功とする
メガ企業は社内政治があり、バレたら母親は失脚するのでなんとかしてバレないようにしなければならない
ロボットは学校で無邪気に色々やらかし、周囲の数人と秘密の共有をする
初日に不思議ちゃん扱いされるようなムーブをかます
その過程で少年少女の問題が解決される
AIの出自が明かされる


ストーリーの記憶スケッチ
イントロでサトミが起きる。この家はスマートホームで、カーテンなどは自動で開くようになっている
サトミが起きると母親は午前3時に帰ってきているようだ
人工衛星打ち上げのニュースがここらへんで入った気がする
朝ご飯を作る
おおむね自動化されている
ネギは自分できる
サトミは母親のカレンダーをソーシャルハックすることで予定をこっそり見てしまう
ロボットの実証試験があるらしい。ロボットの写真を見る
田植えロボット
サトミはバスの中で生徒にぶつかられるが、ここでサトミは周囲とうまくいっていないと言うことが数秒のカットで端的に示される
これはすごい基素
サトミの幼馴染のトウマ。PCオタク。学内のカメラをハッキングしてサトミを見つけたりしている
AIの少女、シオンが転入してくる
サトミはこのロボットはAIだと気づく
会校当初「サトミ、幸せ?」
不思議ちゃん扱いされる
サトミはシオン
サトミ、ロボットがバレると母が失脚するのでシオンを詰める
シオンはサトミを幸せにしたいらしい。意味がわからない
友達を作ると幸せになれると聞いたシオン
ロボットが歌い始める
スマホでカメラを向けるとロボットは緊急停止できる仕組みがある
緊急停止してしまう
サトミの幼馴染、十真(トウマ)
トウマは小学3年生の時にサトミの母親が作ったたまごっちのような自然言語処理系を改造する
サトミの母親にバレ、それ以来サトミとは疎遠になっている
1日目の成果。母親は上出来だと思っている
ハプニングの映像は研究所に送られていない
映像はAIによってリアルタイムに改ざんされている
スタンドアローンのAIが相互に通信しながら協調動作している?基素
部室にはMac Proのようなゴミ箱型のコンピュータがある

ゴッちゃんとアヤの仲直り
ゴッちゃんはアヤが自分を自分として評価してくれず、ステータスを見ていると思っている
アヤはごっちゃんをずっと見ているが、伝わっていない
アヤは不器用なので自分からは相談しようとしない
トウマと小学校3年生のころに別れたきりあまり話さなくなってしまったことを後悔しているサトミは、アヤをゴッちゃんのところまで連れて行く。今ここで勇気を出さなけばいけない。
時間は何も解決しない。ただ傷口を固めるだけ」みたいなセリフがあり痺れる基素
勇気を出してゴッちゃんと語り、仲直りをするアヤ
(画面切り替え)
柔道部。サンダーが試合前の乱取りをしている。
お姫様の格好で柔道場に入ってくるサトミ。「幸せ」にしたいシオンに着せられる。
またしてもサンダーの相手を務めるロボットが壊れる。今回のエラーはたくさんありすぐには治せないとトウマ。サンダーは泣きつく。
ロボットのデータをシオンにわたし、シオンがサンダーの乱取りの相手になる。
サンダーとシオンの組み手
サンダーは女の子のシオンに照れて動きが固いが、シオンがサンダーを歌いながら投げ飛ばしているうちに本気なっていく
サンダーが柔道で初勝利を上げる
(画面切り替え)

どこかでサトミ母親が何らかのデータの境界分離を見て「うまくいきすぎている」と違和感を抱く

トウマはサトミが嫌われている原因(サッカー部三年生の喫煙をチクった)が自分のためだったと知る


初勝利危険にカラオケに行こうとするが、シオンは夕方には研究所から迎えが来てしまうのでいけない
日中に学校をサボってサトミの家で遊ぶ
「なぜ写真を撮るのか」と言う質問に対して「バックアップを取るようなものだよ」返されたサトミ
サトミはシオンの部屋でサトミの部屋のAIにサトミが見ている番組を聞いたりしている
サトミは劇中劇のディズニーみたいなアニメが好きで累計1000回ぐらい見ている
サトミは自身のバックアップを取ることを思いつき、学校のMac ProみたいなPCにデータを転送する
親が帰ってくる。シオンはサトミの部屋から脱出してバス停で待っている
バス停で待っている際に監視員がシオンが学外へ出ていることにたまたま気づく
シオンがトウマを連れてどこかへ行ってしまう
トウマの携帯からサトミに連絡あり。シオンが何か言っている。トウマの異変に気づいたサトミはシオンを追いかける
このタイミングで会社の支社長からサトミ母に電話あり
サトミが指定されたがソーラーパネルのある場所へいくと、シオンがミュージカルを始める
花火が打ち上がったりする
みんなが歌う
それは劇中劇のような世界で、サトミは喜ぶ
トウマも一念発起してその中でサトミに声をかけようとするが
銃声が聞こえる
ティーザー銃?
撃たれたシオンが建物から落下して宙を舞う
全員警備員に確保される
捕まった人は全員補導される
学校の部室のコンピュータも全て没収される
Mac Proみたいなコンピュータはゴミ箱だと勘違いされ、
サトミ母親は失脚し、自宅にあったコンピュータも没収される
クビにはなっていないがプロジェクトの責任者から外され、めちゃくちゃ荒れる
「なぜ私に言ってくれなかったのか」とサトミを責める。「言葉を選べそうにないから一人にしてほしい」
酒を煽り、物を投げつける
サンダー、単体でシオン奪還しようとする反対される(トウマに?)
トウマ、学校にあったMac Proの中にデータを発見する
サトミのAIの出自が明らかになる(物語の秘密)
昔サトミの母が開発してトウマが改造したプログラムがネットワークに逃げ、自己成長をしたあと、サトミの体を発見して侵入したAIだった
あのたまごっちみたいなの、WiFiついてたのか
CPUも結構強そう
ある程度進化しておく必要がある
カメラもついてたのか。どこに?
本社に潜入する
サトミ母が同級生の父親のID(警備系の勤務)で侵入
この辺りの警備系の家族は後で相当搾られそう
サトミのいるところまで行くが、サトミの意識はない
侵入がバレる
シオンに変装したアヤがゴッちゃんとバイクに乗って1Fまで向かう
追っ手をサンダーが止めようとする。シオンに「付き合ってくれ」と言う。シオンは快諾するが、乱取りのことだと思っている。
これはブラフであり、シオンは実際には屋上のパラボラアンテナに向かう。トウマは宇宙へシオンのプログラムを逃がそうと考えた。
屋上に着くと、会長のヘリが止まっている。護衛がシオンらに気づい追ってくる
ビルは二股なので30Fに降りて空中回廊を伝って別の棟にいき、屋上へ向かおうとする
回廊が警備ロボットで埋め尽くされ、人間の警備員も追いかけてくる
シオンも電池切れが近く、体が動かない
もうだめかと思った瞬間にビルの電源が落ちる
楽しげな音楽がかかる。照明が明滅する。眼下のソーラーパネル(?)には「シオン頑張れ」の文字が。AIがシオンを応援している。警備ロボットが警備員を愉快に取り囲む。
この隙にシオンらは屋上へ向かい、パラボラからデータ転送を行う。
サトミは、シオンは自分を幸せにしようとしたことについて感謝を述べる
シオン「目の前のサトミが泣いているからうまくいかなかった」
サトミ「これは嬉しくて泣いてる」
星空を一線の光が貫く
(場面転換。一夜明ける)
サトミ母、会長に不問にされる
「次は堂々とやれ」
屋上でシオンを思う友人たち
シオンから音声通話が入る
人工衛星からシオンは友人たちを見守っている

基素
監督作品としてはイヴの時間の発展系?
話自体は最初から最後まで概ね楽しい話で、視聴後の体験も爽やかだ
変なやつが来て、トラブルが起きながら信頼を重ね、いろいろな問題が解決して、ピンチになって、謎が明かされてラストを迎える
世代を問わず万人に推薦できる青春映画
最近涙腺がゆるいのでちょっと泣いちゃった
しかし「泣いた」みたいな売り方をする映画、見る気が失せるのでむずい
シオンが歌うミュージカルのような劇中歌は頭に残る
キャラクター造形はものすごく素直
キャラクターの見た目とすべて一致する
どのキャラクターも第一印象を裏切らないわかりやすさ
ここを素直すぎると取るかで評価が変わりそう
自分はひねくれてるのが好きなので素直すぎると取った
でも逆にここまで素直なのってあまりない気がするので、たまにはこういうのもいい
AIと人間の区別の議論はない
この手のテーマだとやりがちだが、この作品にはない
シオンは人間より人間っぽい
以下、作品は面白いとした前提で批判的考察を楽しんでいく
人間とわからないようなAIを作って、どう商品にするんだろう?
この世界では、おそらく専門家を分業するようなものはできていると思う
汎用AIの証明?
生命倫理的に商売にならないと思う
社会の公器というような会社だろうから、愛玩系は絶対やらなそうだし
AIが主体的に人間に働きかける
ソフトもそうだが、人間と疑われないハードウェアが凄すぎる!
抱き抱えられたり、一本背負いされるぐらい軽い
投げられても破壊されない柔軟性
駆動音なし
人間を傷つけない制御
それでいてボールを投げる正確性とトルク
8時間以上バッテリーで稼働する
> @yoshiura_rikka: #アイの歌声を聴かせて シオンというAI&ハードウェアの能力は、本映画における「大きな嘘」です。その代わり、それ以外のAI関連の描写には自分なりのリアリティラインを設けました。「既存のインフラに後乗せする形でAIが使われている」「人型ロボットは一般家庭ではやんわり拒絶されている」など。 pic.twitter.com/FrbeSBDNye
セキュリティがガバ
実験都市設定だけども
セキュリティはガバにしないと話が進行しない

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