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日報2021-11-01

各種イテレーション処理のパフォーマンス比較と型付け
うしろのこ さんがJSのflatMapのパフォーマンス調べてたのでいろいろ確認してみた
flatMapだとfilter+mapみたいなのを一括で処理できる
が、実はパフォーマンスはfilter+mapより遅かった
reduceやfor ofでmutableに処理するほうが速い
件数が増えるとfor ofが速く、reduceでspreadするのが壊滅的っぽい
TypeScript的にはfilterやreduceだといちいち型をアノテーションしないといけないが、flatMapだとそれが省けるので便利
しかしあまりパフォーマンス良くない

柔らかい肌
フランソワ・トリュフォーの1964年の映画
けっこう昔にトリュフォー特集で観て、ネトフリ配信が11/15で終了してしまうようなので改めて観た
内容としては著名な作家が若いフライトアテンダントと逢瀬を重ねて不倫に走ってしまい…という三面記事を元にした話
元ネタの事件知らないけど、当時のこういう話かもしれない
トリュフォー作品の中でもとりわけ演出にヒッチコックみが高い
出だしからフライトに遅れそうな状況で緊迫感あふれる音楽にのせて空港へ車を走らせるサスペンス感
終盤も電話が繋がるか繋がらないかという、いかにも携帯電話が無い時代のすれ違いぶり
ガソリンスタンドで道路を眺めて長々と待つシーンも「北北西に進路を取れ」のオマージュと書かれててそうなんだと思った
改めてじっくり見ると、目線や手の動きでの演出がなるほど感ある
本作のオープニングは手の絡みから始まるが、手を描く映画だとロベール・ブレッソンの「スリ」「ラルジャン」がとりわけ印象深かった
主演のジャン・ドザイーはあんまり知らないけど、終始煮え切らない小物感あふれる演技でよかった
コンタクトに成功した喜びで、部屋中の電気を一つ一つつけていき音楽も高まっていくところなどやたらチャーミングなシーンもある
ストッキングを忘れずに買ってきて、の声が2回もリフレインして閉店間際の下着店に駆け込むのも妙に面白い
調べたら前年のジャン=ピエール・メルヴィル監督、ジャン・ポール・ベルモンド主演の「いぬ」というノワール映画に出演していたので観た記憶がある
ヒロイン役はカトリーヌ・ドヌーヴの姉のフランソワーズ・ドルレアック
本作から3年後、奇しくもこの映画の冒頭と同じように空港へと車を飛ばしていたところ事故で亡くなってしまう
ドヌーヴとの共演作「ロシュフォールの恋人たち」での双子姉妹の歌のメロディが小さい頃に地域の巡回車の音楽に使われてて、ずいぶん後になってからこの映画だったのかと思った
妻役の人は終盤まで比較的出番が少ないけど、写真を入手して腹を括ってからのラストまで最高
女囚さそりみたいなカタルシス感
ねこ演技
「アメリカの夜」で猫を撮るシーンを何度もリテイクして現場が大変というエピソードをやっていたけど、これの元ネタが本作に出てくるシーンだったんだなーと改めて思った
猫が食べてる間に屋内では情事が進行していくという描写
家のリビングと書斎の間の壁が窓状に通じてるんだけど、そこを閉めることで情事が始まるというギミックもヒッチコックっぽさある

School of fish
魚群のことを英語ではschool of fishという表現になると知った
めだかの学校ってそういうコト?って思った
学校のschoolはskholeが語源で、群れのschoolはscholeが語源で別物らしい
めだかの学校の真相はよく分からない