竹内 郁雄
1971年東京大学大学院理学系研究科数学専攻修士課程修了し、
日本電信電話公社電気通信研究所入所。
1987年
NTTソフトウェア研究所ソフトウェア基礎技術研究部グループリーダ。
1989年NTT基礎研究所情報科学研究部グループリーダー、
1994年NTTソフトウェア研究所広域コンピューティング研究部主幹研究員。
1996年論文「パラダイム融合言語の研究」により東京大学
博士(工学)を取得。
2010年定年退職。
早稲田大学理工学術院基幹理工学研究科教授。
日本有数の
Lispハッカーの一人であり、多くのLisp処理系を実装している他、Lisp向けベンチマークの(ベンチマークとしては関数呼出のオーバヘッドに左右される特性がある)竹内関数でも知られる。
後進の教育にも注力しており、前述の教職の他、情報処理推進機構(IPA)の「未踏ソフトウェア事業」、特に30歳未満のプログラマを対象とした「未踏ユース」のプロジェクトマネジャーを務めており、過去に『SoftEther』の
登 大遊などを発掘している。2010年度 日本OSS貢献者賞・日本OSS奨励賞の審査委員長も務めた。