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熊崎 宏樹
熊崎 宏樹(くまざき ひろき)は未踏クリエータ。HN・通称はkumagi(くまぎ)。

テーマ "匿名掲示板の開発" で2010年未踏ユースに採択された。PMは原田 康徳


未踏事業採択

経歴
名古屋工業大学 工学部 情報工学科
2006年~?
2008年4月~2010年3月 修了
2010年4月 入学~2012年3月 修了、博士取得
NTTソフトウェアイノベーションセンター 分散アーキテクチャプロジェクト
2012年4月~2018年11月
入社当初は分散アーキテクチャプロジェクトに配属されていた
2012年8月以降は「Jubatus」開発に携わっていた
グーグル株式会社 ソフトウェアエンジニア
2018年11月~現在
転職に際してのブログ記事 6年勤めたNTTを退職しました - Software Transactional Memo が話題になる


活動
未踏採択プロジェクト「匿名掲示板の開発」 2010年
高い匿名性を確保するためにMix-netという技術を応用した匿名掲示板の開発
攻殻機動隊モデルガン型デバイス「eyehack」 2015年
人物検知システムとしてネットワーク機能がついているデバイスで、パケットを飛ばすことで情報の書き換えをすることで人物検知システムに映らないようにハッキングができる
攻殻機動隊REALIZE PROJECT神戸大会の攻殻ハッカソンで提案・開発された
分散システムにおけるロックフリー技術について
参考
2011年12月付:冬のLock free祭り safe
中園 翔, 熊崎 宏樹, 内山 寛之 (NTT):
InvisibleWriteRule: トランザクションの書込み最適化

人物
(以下、明記のないものの情報源は2015年インタビュー
コンピュータとの出会いは3歳の頃で、「山だらけの田舎で、特に遊ぶものが特になかった(熊崎談)」という環境で幼少期を過ごしていたところ、遊びに行った近所の家でファミコンに出会って以来、電子的なものを好むようになったという
小学校中学年の頃は、自宅にあったラップトップ型のMacintoshで日記を書いていた
プログラミングを始めたのは小学校高学年の頃。マリオが好きで「アクションゲームやシューティングゲームを作りたい」という思いがあり、父がDell InspironというノートPCを購入したことを機に、そのPCを使ってHSPを使いゲーム制作を始めたという。ちなみに当時のOSはWindows98だった
大学や大学院への進学、その後のNTTソフトウェアイノベーションセンターへの就職といったすべて、一貫して「大規模な台数のコンピュータを一気に動かしたい」という思いからの選択であり、それができる環境を求めてのことだったという
趣味=仕事ではあるが、それ以外の趣味はブログを書くこと
ブログでは、熊崎の専門分野である分散システムに関する長文記事に対してのリアクションが特に多い
ブログを書くこと≒はてなブックマークの数を増やすことであり、むしろ趣味は「はてなブックマークの数が増えていくのを観察すること」とのこと

受賞歴
2014年12月
SDN/クラウドプログラムコンテスト2014 特別賞 「Gondola」
Ryu+Lagopus+Docker/KVMの構成でマルチテナントでコンテナとVMを同時に構築可能なクラウドオーケストレータを提案・開発した
2015年12月
攻殻機動隊REALIZE PROJECT 神戸大会 攻殻ハッカソン 特別賞 「eyehack」
「攻殻っぽい」プロダクトであることが評価されての受賞

外部リンク
個人ブログ:くまメモ