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「結局数学が言わんとしていることは何なのか」が分かりません
質問
高校数学を学び直しているのですが、微積分や行列などを勉強していて、「今までやってきたことがここで繋がるのか」と感動することがあり楽しいのですが、「結局数学が言わんとしていることは何なのか」が分かりません。また「数学の学問としての性格」などという言葉も見かけることがあるのですが、「数学の性格って何やねん」という感じです。これらのことが理解できるような文献等はございますでしょうか。抽象的な質問で大変恐縮なのですが、ご教授頂けますでしょうか。

解答
クーラント&ロビンスが書いた、その名も『数学とは何か』という本があります。
これと双璧なのがデービス&ヘルシュの『数学的経験』です。どちらも簡単なものではありませんが時間をかける価値はあります。

先の2書が難しすぎるかもしれないので、同じ試みをもっと初等的な素材で行っている書物をいくつか紹介します。

ベンソン『数学へのいざない』朝倉書店
上野健爾、志賀浩二、森田茂之『高校生に贈る数学』岩波書店