>いまのところ、確かそうな事実は2つしかない。
> 一つは、相対性理論は正しいということ。
> もう一つは、量子力学も正しいということ。
>それならそれでいいじゃないかと思ってしまいそうだが、実際にはこの2つを同時に成り立たせようとすると矛盾してしまうという大問題があり、この矛盾を紐解くためにこの100年近い時間が費やされてきた。
>~
> 本書は、我々が当たり前のように存在を受け入れている「時間」というものの正体に関して、これ以上ないほどの哲学的洞察を与えてくれる。