Six Thinking Hats
6色の帽子を被り分けて考えること
Six Thinking Hats: An Essential Approach to Business Management. (1985)
初出は1971
青色帽子: "The Big Picture" & Managing
なるべく全体を俯瞰し、様々な視点を調和させる(状況の管理も含む)
白色帽子: "Facts & Information"
事実やデータを述べる
赤色帽子: "Feelings & Emotions"
論拠のない閃きや感情的視点を重視する
黒色帽子: "Negative"
論理的に批判したりリスク評価を行ったりする(感情的な否定は赤色帽子)
黄色帽子: "Positive"
楽観的に捉え、論理的に肯定する
緑色帽子: "New Ideas"
論理から離れた突飛なアイディアを挙げる
この考え方を利用するといろいろな
ワークが考えられる
グループ全員が同時にその色の帽子を被って、6色順番に話し合う
なるべく各色が均等になるようにグルーメンバーが帽子を被り分けて話し合い、その後、帽子を交換することを何度か繰り返す
自分は何色の帽子を被っていることが多いかを告げる
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さんは何色の帽子を被りがちであるかを、具体的なデータを添えて当人に告げることをお互いに実施し合う
自分が普段被りがちな帽子の色を考えたり共有したりする前に行うパターンと、後に行うパターンとが考えられる
普段自分が被らなそうな色の帽子を選んで被り、それをメンバーに宣言して話し合う
ファシリテーターが状況に応じて帽子の色の変更を提案する
1人で順に、なんらかテーマの各色を考えていく
実際にその色の帽子を用意して被り合い、その帽子の色の発言しかできなくする
別の色の帽子の発言をしたくなったときは、相手からとる
強引に奪えるルールにするパターンと、断りを入れて貰い受けるパターンとが考えられる
どのワークが適切で採用されるべきかは、設計した
ねらいとタネ次第。