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失敗なんか許されないという「呪い」を解除する
>なすりつけ

>私のところに来てくれる学生やスタッフには、まず「呪いの解除」から始めさせて頂く。ほとんどの人が、親や教師、指導者の言うとおり、指示通りに動かねばならない、失敗なんか許されないという「呪い」にかかっている。約1ヶ月ほどかけて、この呪いを解くことにしている。
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> 最初の1ヶ月は、危険がない範囲で、なるべくたくさん失敗してもらう。失敗したら叱られるという経験ばかりしているので、とても失敗を恐れる「呪い」がかかっている。私は「あ、そうなんですよ。皆さん方ここで引っかかるんですよねー」と言って、一緒に失敗の観察を楽しむ。
「失敗するな」という学校教育という贈与が、社会に出ると「呪い」として機能している
人生は思った以上に「失敗」が多いうえに、失敗から学べることが多い、失敗したところで大した出来事にならない

>教えよう、という前のめりな姿勢があると、むしろ呪いが強化される。教えられた通りにしなくちゃ、と。教えられた通りにできなかったらどうしよう、と。
> 私はあえて、最低限のことだけ伝え、(危険でない範囲で)失敗しやすいようにしている。そして失敗したとき、「失敗してくれてありがとう」。
答えを教えないの理由の一つ