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坊っちゃん
夏目漱石による日本の小説

> 1906年(明治39年)、『ホトトギス』第九巻第七号(4月1日)の「附録」(別冊ではない)として発表。1907年(明治40年)1月1日発行の『鶉籠(ウズラカゴ)』(春陽堂刊)に収録された。その後は単独で単行本化されているものも多い。
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> 登場する人物の描写が滑稽で、わんぱく坊主のいたずらあり、悪口雑言あり、暴力沙汰あり、痴情のもつれあり、義理人情ありと、他の漱石作品と比べて大衆的であり、漱石の小説の中で最も多くの人に愛読されている作品である。
あらすじ
> 父親と死別後、兄から渡された600円(兄は同時に清に与えるようにと50円を渡した)を学費に東京の物理学校に入学。卒業後8日目、母校の校長の誘いに「行きましょうと即席に返事をした」ことから四国の旧制中学校に数学の教師(月給40円)として赴任した。授業は1週21時間(第7章)。そこで教頭の赤シャツや美術教師の野だいこ、数学主任の山嵐、英語教師の古賀と出会う。
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> 赴任先で蕎麦屋に入って、天麩羅を4杯頼んだこと、団子を2皿食べたこと、温泉の浴槽で遊泳したことを生徒から冷やかされ、初めての宿直の夜に寄宿生達から手ひどい嫌がらせを受けた坊っちゃんは、寄宿生らの処分を訴えるが、赤シャツや教員の大勢は事なかれ主義から教師全体の責任としながら、坊っちゃんに生徒の責任を転嫁しようとした。この時に筋を通す処分を主張したのは、仲違い中の山嵐だった。結局生徒達は坊っちゃんへの謝罪と厳罰を受けることになるが、宿直当日に坊っちゃんも温泉街へ無断外出をしたため、外食店への出入り禁止を言い渡される。
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> やがて坊っちゃんは、赤シャツが同僚教師・うらなりの婚約者であるマドンナへの横恋慕からうらなりを左遷したことを知り、義憤にかられる。このことで坊っちゃんと山嵐は過去の諍いを水に流し意気投合。彼らを懲らしめるための策を練るが、赤シャツの陰謀によって山嵐が辞職に追い込まれてしまう。坊っちゃんと山嵐は、赤シャツの不祥事を暴くための監視を始め、ついに芸者遊び帰りの赤シャツと腰巾着の野だいこを取り押さえる。当初の予定通り、夜明けに山嵐と芸者遊びについて詰問し、しらを切る彼らに天誅を加えた。
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> 即刻辞職した坊っちゃんは、東京に帰郷。清を下女として雇い、街鉄の技手(月給25円)となった。


冒頭の一文が、坊っちゃんの性格を表している
>親譲の無鉄砲で小供の時から損ばかりしている
坊っちゃんは江戸っ子
家族との溝がある坊っちゃん
愛媛の中学校に数学の教師として赴任
田舎の学校なのでちょっと馬鹿にする
変な先生たちに、あだ名をつける
山嵐
数学の教師
人望有り
赤シャツ
教頭
嫌味なやつ
野だいこ
教頭の子分
クソ腰巾着
校長、赤シャツ側
うらなり
英語教師
かわいそう
マドンナ
町一番の美人
うらなりと婚約していたが、赤シャツに乗り換え
半沢直樹のようなキャラクターの雰囲気
道後温泉にハマる坊っちゃん。毎日通う
生徒の嫌がらせにあう
下宿問題で山嵐と関係性悪化
うらなりの送別会で仲直り
芸者問題
倍返しだ!
江戸っ子坊っちゃん(江戸時代) vs 赤シャツ(明治時代側のエリート)の話
明治維新の象徴的話
1868年 明治元年
1906年 坊っちゃん発表
1912年 大正元年