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品質保証の苦痛のマトリックス
>苦痛の拡大


複数のプラットフォーム対応することは、マーケティングの観点では嬉しい
可搬性を高めることは、お金を生む
ただし、ただ得ではない
複数のプラットフォームに対応すればするほど、品質保証の苦痛マトリックスが広がる
たとえば、以下の組み合わせでサポートした場合の組み合わせを考えると
5種類のOS
Windows
Mac
...
2種類のWebサーバー
2種類のWebブラウザ
4種類のデータベース
これだけで、5*2*2*4 = 80 の組み合わせが発生する
80通りのテストを実行するのに十分なスタッフがいるかどうか
>もし80もの組み合わせの全てを検証するのに十分な数の品質保証スタッフがいるとしたら、それはスタッフが多すぎだ。 ビヨンド ソフトウェア アーキテクチャ p137
複数のプラットフォームに対応すればするほど、プロダクトを薄く広げなければならない
機能Aを入れたいが、Xプラットフォームで使えないから削ろう
Yプラットフォームではこの特別な操作ができるけれど、やめとこう
テスト工数が足りなくなるからやめとこう
...
1つのプラットフォームに1流のプロダクトを出すのか、複数のプラットフォームに2流のプロダクトを出すのか
WTA(Winner Takes All)の世界だと前者がよく、多様性のある環境で小ヒットを多発させたい場合は後者が良さそう
どの戦略を選択するのかというマーケテクチャの観点