generated at
ヴァレンヌ逃亡事件
>ヴァレンヌからパリへ連れ戻される国王一家(1791年6月25日)

>フランス革命時の1791年6月20日夜に、フランス国王ルイ16世と王妃マリー・アントワネットの一家がオーストリアへの逃亡を図り、東部国境に近いヴァレンヌで発見されパリへと戻された事件。西洋史学者の山上正太郎はこれについて「王権の反革命性を暴露した自滅行為であり、国民の王家への不信や共和主義を高める結果となった」と述べている。
>
> 山上が言うには、国王一家はフランス内外の反革命勢力の計画に従っていた。一家の予定は、パリを脱出して北東国境付近に待機中の国王軍から庇護を受け、オーストリアに依存しつつ反革命を行うことだった。6月20日深夜、変装した一行は大型馬車で王宮を脱出したが、失敗と油断が重なりヴァレンヌで捕らわれ、25日にパリへ送還された