>帳簿裂き
>「ビラブルアワーの価値観に染まった弁護士は、商品としてしか時間の意味を理解できなくなり、それ以外の活動に参加することに価値を感じられなくなります」とカヴェニーは言う。報酬を請求できないことに時間を費やすのは、弁護士にとっては、お金をドブに捨てるようなものなのだ。いやひょっとしたら、そう感じるには弁護士だけではないかもしれない。
「時給X円で働けるのだから、1時間を無駄にすることはX円を無駄にすることですよ」