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ゲシュタルトの知覚の法則

1920年代にドイツの心理学者たちによって構築された理論
ゲシュタルトとは、ドイツ語で形、形態、状態を意味する。
ゲシュタルト理論は、人の心がどのように環境を整理するかに関する実用的な法則をまとめたもの(ヴェルトハイマー、1923年)
「Designing with the Mind in Mind」の中で、ソフトウェアデザインでのゲシュタルトの法則利用例が紹介されている。
本書でも、その中からゲームのUIとHUDデザインに有効な法則をいくつか紹介している
図と地
前景と背景の区別が曖昧で、人の顔に見えたり花瓶に見えたりする図の例
多重安定性
見る人によって、違う意味に捉えかねないもの
ウサギとアヒル、どっちにも見えるような図の例
閉合
人は物体を個別の部分としてではなく、全体を1つとして見る傾向がある法則。
以下の例では、実際に存在しない白い三角形が見えるようになる
近接
互いに距離が近い要素は同一グループとして知覚される
例えば、下の図では左のまとまりは1グループ、右は3グループに分かれていると知覚される

類同
色や形など、特性の同じ要素がグループ化される。
下の図では、色によってグループ化がされる

対称性
人は対称性を基準に入力された情報を整理する。
例えば、同種の括弧でグループ化されて認識する