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Preferred Networksという最高の会社に新卒入社して2年で退職しました
著者について
東大数学科で学士を取得し、
東大経済学研究科で修士を取得し、
新卒で Preferred Networks(PFN)というテックベンチャーに就職しました。
主な公開されている仕事として金融プロジェクト での仕事があります。
(最終出勤日にオフィスフロントにて)

TL;DR

PFNは新卒でもエンジニアでも楽しく仕事できる最高の職場だよ!学生のみんなはインターンに応募!転職者も随時募集中!
PFNが最高・自由すぎてもっといろんな仕事をやってみたくなりました。Learn or Dieの精神でこれからもがんばります。
こんな僕でも一緒に仕事をしてくれた、お客様・同僚の皆さん・経営陣の皆さんありがとうございました。
転職先ぽろりは末尾にあるよ。

なぜこんな文書を書く?

自己紹介・ご挨拶・有給休暇中の徒然草・いい会社なのでこれを期に世の中に紹介したいなどがあります。
いわゆる普通の退職エントリーほど面白いものではないです。
※うっかり非公開情報を書いてしまいそうなので、できるだけ出典をつけるようにがんばります。
※(個人の感想)は出典・ファクトがない個人の感想です。話半分に聞いてください。
※(自分の場合)は少なくとも自分というファクトはありますが、一般則ではないです。

なぜPFNに入社した?

実は結構色々な業界で就職活動していて、いとうを〇〇の選考/インターンでみたという人は多いと思います。
そんな中でPFNに入社した理由として
Learn or Dieの精神
僕の人生を一言で表すとこれで、ここまでスッキリ言ってくれる会社が他になかった
データサイエンスが好きだったから
特にB2Bコンサルがめっちゃ好きだった(インターン歴参照)
若手ばっかりだし、若手の裁量が大きそうだったから
世にでている多くの記事を見れば分かるかと思われます。
優秀な人が多かったから
天才集団と言われることも多いですね
色々な意味で自由そうだったから
公開情報がありませんが、インターンで見ていた限り
データサイエンスができるめっちゃ優秀な人がいる自由で裁量が大きそうな会社っていうのが、
就職活動時の自分は不勉強すぎてPFNしか見つからなかったんですよね。(実際IT業界はPFN以外受けてないです)

実際どうだった?PFNの良い所
入社後はB2Bのデータサイエンス部門に配属され、機械学習でゴリゴリB2Bをやっていくエンジニアになりました。
そして上の入社目的は全て自分の予想のはるか上を行って達成されることになります。
Learn or Die
耳触りのいい社是ではなく、みんなこれを常々大事にしながらやってます。(Learn or die本参照)
データサイエンス
めっちゃできます。(個人の感想)
業界も自動車・製造業・ロボット・医療・製薬・教育・エンタメだけなくもっと色々あって何でもできます
若手の裁量
めっちゃあります(個人の感想)
野村AMさんとの共同研究やそれ以外にも色々、全部自分がやりたいといってやることになったプロジェクトです
入社1日目にチームの先輩に言われたことが「なんか好きなプロジェクト見つけてやって(意訳)」でした。
優秀な人
優秀なエンジニアがいっぱいいます
僕が公開されている中で一緒に仕事をしたimosさん・さんとか優秀すぎて申し訳ない。
それ以外にも一緒に未公開の仕事で一緒のチームだったみなさんも本当に優秀な人しかいなくてよかった
自由
他の会社に勤めたことがないのでわからないですが、自分の残業時間はずっと0だったし、業務時間外で色々なこと(例:Kaggle・OSS開発・クリエイター)をしている人や20%ルールで好きなことをやっている人がたくさんいてよかったです。

その他入社してからギャップとしてよかった所
B2Bの面白さ
基本弊社とやり取りしてくれるところは日本の中でも世界的に見てもトップの企業が多く、その人達のドメインの知識を吸収していきながら、機械学習でいかに価値を提供できるかを考えるのは知的好奇心も刺激されるし簡単な仕事ではないですがやりがいのある仕事でした。(個人の感想)
計算環境の充実
GPUが1024個あったりCPUが5760コアあったりGreen500で1位をとったりするなど、計算環境が異常に充実していて「脳死でGPUに仕事させていい結果を出す」っていうことができます。
インターン
自分でインターンの問題 をつくったり、採用したり、そして自分より遥かに優秀なインターンと毎日研究できるのはとっても楽しかったです。(個人の感想・自分の場合)
経営陣とのやり取り
インターン中はなかったですが、正社員になると多くの人が週1や隔週で経営陣と技術的・ビジネス的なミーティングをしたりします。経営陣とディスカッションして考え方や知識を目の前で見て得られるのは良かったです。
英語
途中からチームがインターナショナルになって、毎日英語を使えるような環境になったのは良かったです。(自分の場合)
slack
何でも言えるTwitterって感じで良かったです。僕は使いすぎだったかもしれないです。(個人の感想)
待遇お金福利厚生など
ここまで書いておいてこれに触れないのは不自然なので一応触れますが、会社全体で給与や福利厚生についてはあまり話さない雰囲気らしいです。ごめんなさい。(出典なし)
とりあえず給料が不満でやめたとか言うことはないです。(個人の感想)

なぜPFNをやめたか?
総じてPFNは、機械学習やエンジニアリングが大好きな人にとっては地上の楽園というのが個人の感想ですが、
自分はビジネスサイドも注力したいし、逆に機械学習やエンジニアリングになんの思い入れもなかったのです。
(※PFNにも多くの優秀なビジネス開発の人がいます。)

改めて、目的と手段について再考してみると
手段「データサイエンス」は好きだけど、もっと目的「価値の提供」にフォーカスしたい
深層学習だけにこだわりたくはない
どっちかっていうとビジネスよりのことがやりたい
手段「優秀な人」は好きだけど、もっと目的「大きな価値の提供」にフォーカスしたい
深層学習だけにこだわりたくはない
手段「自由・裁量」は好きだし 、目的「主体的に仕事をやっている感」を維持したい。
これは現職以上に得られる環境は少なそうでした。
さらに主体的にwhyの部分まで決めれると幸せ。

ということで、エンジニアリングも好きだけどビジネスサイドのこともやってみたいということで転職活動をはじめました。

ある意味、こういうことにもっと注力したいという思いがあったとも言えます。

転職活動
あまり参考になることがないと思います。なにか聞きたいことがあったら質問箱・DMとかくれたら話します。
受けた業界は
コンサル・金融(プライマリ側)・事業会社(いろいろ)
(普通の東大生の新卒就活やんワロタ)でした。
いざ転職するとなって外の世界に目を向けると魅力的な企業ばかりでしたが、
意外と各業界からすんなり内定がでたのであんまり会社数は受けることなく終わりました。

結局、いとうは総合商社でDXやビジネス開発をする部署に転職する事になりました。
右も左も分からないのですが、これまで以上に頑張っていきたいです。


おきまりのあれ
欲しい物リストというのを公開するといいことがあると聞いたのでやってみます。