謙遜の雰囲気を出しつつ無関係の人々を巻き込むの、やめた方がいいと思う
なにかしらのトピックについて意見を出し合うような場で。自信がなかったりして「わたしの意見は質が低いと思うので、無視してほしいんですけど…」的な前置きを添えちゃうことは、まあまあよくあると思う。
このときに「わたしなんかが」「わたしごときが」も、ぼくからすると「言わない方がいいよ」とは思うものの、本人が本人について言っている分には「まあ、続きを聞きましょか」と受け止めるのだけれど。
「わたし」を拡大して、わたしにまつわりカテゴリを拝借してきて、たとえば「男性の意見なので〜」「地方住みの〜」「高卒の〜」「主婦の〜」みたいな広範囲呪文で自分の意見の価値を低めようとするの、本当にやめた方がいいと思う。
自分の
謙遜のために繰り出した言動かもしれないけれど「この場においては、◯◯な立場の人は発言を慎むべきである」に一票を投じてしまう形になるので、デメリットが大きすぎるでしょう。
どうしても
謙遜のダイブをやりたいときは、自分ひとりの身だけを投げて、他の人を道連れにしないのが筋だと思う。