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脇目もふらずに直進する姿勢を見せるスタイル
世の中、とりわけ国家や自治体や企業や委員会などなど大きな組織のトップを見ていると、言い切って直進するスタイルには合理性があるのだろう、と想像させられる。

「◯◯という選択肢はない」
「◯◯は検討していない」
「◯◯はありえない」

こういうのを見るたびに「選択肢はあると思う」「検討はした方がいいと思う」「ありえると思う」と感じてしまっておもしろい。

言い切った 1 週間後に別のことを言い出すケースも見かけるから、きっと、たぶん、いろんなパターンを検討してはいるんだろうなあ。さすがに複数案を並べて検討できないほど視野が狭いはずはない、と思いたい気持ちもある。

んで、いろんな可能性があるにも関わらず「これしかない、これでいく」という姿勢を見せるってことは、そうした方がいいと判断しているのだろう、と想像する。ぼくは言い切るのが苦手でフニャフニャした態度になっちゃうこともあって、それがネガティブに作用するだろうというのは理解できる。

ただ、ぼくが考える「こういうのがよいだろう」ってのは、下記のような感じ。

様々な選択肢を検討する
その中から最善と思うものを選ぶ
これと決めたら、そのあとはフニャフニャしない

「脇目もふらない」「他には目もくれない」と見せるのは、ぼくが身を置くような現場ではメリットよりデメリットの方が大きいと感じる。